ぎおんにょうごここのえにしき【祇園女御九重錦】
浄瑠璃。時代物。五段。若竹笛躬(わかたけふえみ)・中邑阿契(なかむらあけい)の合作。宝暦10年(1760)大坂豊竹座初演。三十三間堂の縁起や平家物語などを脚色したもの。特に三段目が「三十三間堂棟...
くま‐で【熊手】
1 長い柄の先に、竹製の、熊の手のように曲がったつめ状のものを扇形につけた道具。落ち葉や穀物などをかき集めるのに用いる。くまでぼうき。 2 1に宝船・大判・小判・千両箱・おかめの面などを飾りつけ...
くわのみ‐でら【桑実寺】
滋賀県近江八幡市にある天台宗の寺。山号は繖山(きぬがさざん)。開創は7世紀後半、藤原鎌足の子、僧定恵と伝える。「桑実寺縁起」2巻は重文。桑峰(くわみね)薬師。
けい【恵〔惠〕】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) エ(ヱ)(呉) [訓]めぐむ 〈ケイ〉 1 情けをかける。めぐむ。めぐみ。「恩恵・互恵・仁恵・特恵」 2 物を贈られることに敬意を表す語。「恵贈・恵投・恵与」 ...
けごん‐きょう【華厳経】
大乗経典。華厳宗の根本聖典。漢訳には東晋の仏駄跋陀羅(ぶっだばっだら)訳の60巻本、唐の実叉難陀(じっしゃなんだ)訳の80巻本、唐の般若(はんにゃ)訳の40巻本の3種がある。釈迦が成道(じょうど...
けそう‐ぶみ【懸想文】
1 懸想の気持ちをつづった手紙。恋文。艶書(えんしょ)。 2 江戸時代、正月に、京都などで懸想文売りが売り歩いたお札。恋文に似せて縁起を祝う文が書いてある。これを買うと良縁が得られるとされた。
け‐たい【卦体】
[名]易の算木(さんぎ)に現れた卦の形。占いの結果。転じて、縁起。
[形動][文][ナリ] 1 《「きたい(希代)」の音変化とも》奇妙なさま。不思議であるさま。けったい。「—なことの続くのは...
卦体(けたい)が悪(わる)・い
縁起が悪い。いまいましい。腹立たしい。「けたいの悪い、ねじねじした厭な壮佼(わかいもの)で」〈鏡花・高野聖〉
けち
[名・形動] 1 (「吝嗇」とも書く)むやみに金品を惜しむこと。また、そういう人や、そのさま。吝嗇(りんしょく)。「何事につけても—な男だ」 2 粗末なこと。価値がないこと。また、そのさま。貧弱...
けちが付(つ)・く
縁起の悪いことが起こる。また、よくないことが起こったために物事がうまくいかなくなる。「スタートから—・いた」