ば【場】
[名] 1 物や身を置く所。場所。「足の踏み—がない」 2 ある事が行われる所。「仕事の—」「—を外す」「その—に居合わせる」 3 ある事が行われている所の状況。また、その雰囲気。「その—でと...
ばく‐ち【博打/博奕】
《「ばくうち」の音変化》 1 賽(さい)・花札・トランプなどを用い、金品をかけて勝負を争うこと。賭博(とばく)。ばくえき。「—を打つ」 2 偶然の成功をねらってする危険な試み。「いちかばちかの大—」
ば‐ふだ【場札】
トランプや花札で、場に置かれている札。ふつう表の数字や図柄が見えるよう置く。
ひかり‐もの【光り物】
1 光を放つ物。光って見えるもの。流星・いなずまなど。 2 金貨・銀貨。 3 金属類。特に、銅・真鍮(しんちゅう)など、値のはるもの。再生資源回収業者がいう。 4 鮨(すし)種で、はだが青白く光...
ぴか‐いち【光一】
1 花札の手役で、初めに配られた手札7枚のうち光り物(20点札)が1枚で、あとが全部かす札であるもの。 2 《1から》多くの中で際立ってすぐれていること。また、そのもの。「若手では—の腕前」
ふけ
花札の八八(はちはち)などの遊びで、少ない点数で終了すること。その回の勝負は無効となったり、時には役代をつけたりすることもある。
ふ・ける
[動カ下一] 1 逃げる。姿を隠す。「やつめ、—・けやがった」 2 花札で、「ふけ」で終了する。「親が—・ける」 3 退屈する。「武左、大ふけに—・けてあくびをする」〈洒・寸南破良意〉
ふだ【札/簡】
《「ふみいた(文板)」の音変化》 1 目的とする内容などを簡単に書いて、人に示したり渡したりする紙片や木片。「遊泳禁止の—を立てる」「質—」 2 神仏の守り札。「魔除けの—」→御札(おふだ) 3...
めくり‐カルタ【捲りカルタ】
1 江戸後期、天明(1781〜1789)のころに流行したカルタ。また、それを用いて行う賭博(とばく)。48枚の札を1枚ずつめくり、手札との組み合わせなどで点数を競う。めくり札。 2 花札のこと。
めくり‐ふだ【捲り札】
1 めくりカルタの異称。 2 花札やトランプで、めくるために場の中央に伏せて積んでおく札。