ア‐プリオリ【(ラテン)a priori】
[名・形動]《より先なるものから、の意》中世スコラ哲学では、因果系列の原因あるいは原理から始める認識方法をいい、カント以後の近代認識論では、経験に依存せず、それに先立っていることをさす。⇔アポス...
ア‐ポステリオリ【(ラテン)a posteriori】
[名・形動]《より後なるものから、の意》中世スコラ哲学では、因果系列の結果あるいは帰結から原因や原理へ向かう認識方法をいい、近代認識論では、経験に基づくことをさす。⇔アプリオリ。
アモーダル‐ほかん【アモーダル補完】
対象物の一部が隠れて見えないとき、欠けた部分を脳内で補完して全体像を認識すること。人間をはじめ、脊椎動物全般が有する視覚機能として知られる。
あやま・る【誤る/謬る】
[動ラ五(四)] 1 やりそこなう。失敗する。「機械の操作を—・る」 2 まちがった判断や予測をする。思いちがいをする。「進むべき道を—・る」 3 正しくない方向に導く。「後人を—・るような言動...
あらた【新た】
[形動][文][ナリ] 1 新しいさま。今までなかったさま。「—な局面を迎える」「—な感動を呼ぶ」「—な力がわく」「冬過ぎて春の来(きた)れば年月(としつき)は—なれども人は古(ふ)り行く」〈万...
アレクサ【Alexa】
米国アマゾンドットコム社の音声アシスタント機能。同社の家庭用端末アマゾンエコーシリーズに搭載。クラウドベースで音声認識技術と自然言語処理を組み合わせ、音声による端末の操作が可能。
アン‐ジッヒ【(ドイツ)an sich】
1 自体。哲学で、人間の認識から独立した事物それ自体の存在。 2 即自。ヘーゲル弁証法で、事物の弁証法的発展の第一段階を示す用語。発展の要素をすべて潜在的に含みながら、なお未発展の状態にとどまっ...
あんぜん‐ぶんか【安全文化】
安全を最優先するという価値観や行動様式を組織の構成員が共有している状態。また、それを実現する組織のあり方をいう。セーフティーカルチャー。 [補説]1986年のチョルノービリ原発事故を契機に国際原...
アンテナ‐ぶんし【アンテナ分子】
アンテナのような働きをする分子のこと。太陽光を捕集して化学エネルギーに変換するルテニウム錯体などの色素分子や、特定の抗原を認識する細胞膜上の受容体たんぱく質などをいう。
い‐こん【意根】
仏語。六根(ろっこん)の一。認識作用のよりどころとなる器官。