さいてい‐ちんぎん【最低賃金】
最低賃金法などに基づいて決定される賃金の最低基準額。最賃。
さいていちんぎん‐しんぎかい【最低賃金審議会】
厚生労働大臣または都道府県労働局長の諮問に応じて最低賃金に関する重要事柄を調査・審議する組織。最低賃金法に基づいて、厚生労働省に中央最低賃金審議会、各都道府県労働局に地方最低賃金審議会が設置され...
さいていちんぎん‐せい【最低賃金制】
労働者の最低賃金を公的に定め、使用者はそれ以下の額で雇用してはならないとする制度。日本では、厚生労働大臣または都道府県労働局長が最低賃金審議会の調査審議に基づいて決定する職権方式が中心になっている。
さいていちんぎん‐ほう【最低賃金法】
労働者の労働条件の改善などを図るため、賃金の最低額を保障し、その決定方式について定めている法律。昭和34年(1959)制定。
さいりょう‐ろうどうせい【裁量労働制】
業務の性質上、業務遂行の手段や時間配分の決定を労働者の裁量に委ねる必要があり、使用者が具体的な指示をしない労働形態。当人との間で結んだ労働協約に基づき、実働時間にかかわらず一定時間労働したものと...
さか‐て【酒手】
1 酒を買う金。さかだい。 2 人夫や車夫などに対して、決められた賃金のほかに与える金銭。心づけ。「—をはずむ」
さき‐わたし【先渡し】
[名](スル) 1 売買取引で、契約をして一定期間がたってから商品を引き渡すもの。 2 貨物などを到着地で相手に引き渡すこと。 3 賃金の前払い。
さし‐まい【差米/指米/刺米】
1 「合米(ごうまい)」に同じ。 2 江戸時代、米を検査するため、俵に米刺しを入れて抜き出した米。のち、仲仕(なかし)などが賃金として受け取るようになった。見本米。
ざいしょくろうれいねんきん‐せいど【在職老齢年金制度】
企業で働く60歳以上の高齢者の受ける老齢厚生年金を、賃金の額に応じて減額する制度。65〜69歳の基礎年金は賃金額にかかわらず全額支給される。
し‐すう【指数】
1 ある数・文字の右肩に記して、それを何度掛け合わせるかを示す数字・文字。anのnをいう。 2 統計で、物価・賃金・生産高など同種のものの時間的変動を示す数値。基準となる時点の値を100とし、百...