り‐そく【理即】
仏語。六即の第一の位。仏性を備えながらこれを知らず、迷いの世界にあって生死輪廻(しょうじりんね)をしている凡夫の位。
りん【輪】
[音]リン(呉)(漢) [訓]わ [学習漢字]4年 〈リン〉 1 車のわ。また、自転車や自動車のこと。「輪禍/銀輪・競輪(けいりん)・後輪・車輪・前輪・動輪・両輪・三輪車」 2 車のわのように...
りん‐てん【輪転】
[名](スル) 1 輪が回ること。また、輪を描いて回ること。 2 《「りんでん」とも》「輪廻(りんね)」に同じ。「一切の衆生は五道を—し」〈康成・抒情歌〉
りん‐ね【輪廻】
[名](スル)《「りんえ」の連声》 1 《(梵)saṃsāraの訳。流れる意》仏語。生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すこと。三界・六道に生まれ変わり、死に変わりすること。インドにおい...
りんね‐てんしょう【輪廻転生】
「輪廻1」に同じ。
ろうねんき‐ちけい【老年期地形】
浸食輪廻(りんね)の晩期にみられる地形。山は丸みを帯びて起伏が小さくなり、谷幅は広がって川は蛇行して流れる。→幼年期地形 →壮年期地形
ろくどう‐りんね【六道輪廻】
仏語。衆生が六道に迷いの生死を繰り返して、車輪の巡るように停止することのないこと。輪廻。流転(るてん)。
わ‐まわし【輪回し】
1 竹や鉄で作った輪に先が二またに分かれた棒を当てて、輪を倒さないように転がして進む遊び。 2 連歌・俳諧の付合(つけあい)で、前々句へ句意が返るようにする付け方。輪廻(りんね)。