いわわれ‐みず【岩割れ水】
岩に勢いを塞(せ)かれて流れる水。「—に肘(ひぢ)を曲げて、耳を洗へるよすがとなり」〈浄・釈迦如来〉
ウィン‐セン‐トー‐ヤ【Win Sein Taw Ya】
ミャンマー南部の都市モーラミャイン郊外にある寝釈迦仏。市街中心部の南約24キロメートルの村チャウッタロンの山の中腹に位置する。建設途中だが、高さ28メートル、全長183メートルという世界最大の寝...
うすき‐せきぶつ【臼杵石仏】
臼杵市にある、日本最大の磨崖仏(まがいぶつ)群。大日如来・釈迦三尊・十王像など75体が残る。大部分は平安後期の作で、鎌倉・室町期のものもある。特別史跡・重要文化財。臼杵磨崖仏。深田石仏。
うづき‐ようか【卯月八日】
4月8日。釈迦の誕生日で、寺院では灌仏会(かんぶつえ)を行う。この日に山登りをするとか、農作業を始める目安とする風習もある。
えんまどう‐だいねんぶつ【閻魔堂大念仏】
京都大報恩寺(千本釈迦堂)で行われる、千本(せんぼん)念仏のこと。
おう‐じん【応身】
《(梵)nirmāṇa-kāyaの訳語》仏の三身の一。世の人を救うため、それぞれの素質に応じてこの世に姿を現した仏。釈迦(しゃか)など。
お‐しゃか【御釈迦】
作り損ねた製品。不良品。また、使いものにならなくなったもの。「—にする」「傘が—になる」 [補説]阿弥陀像を鋳るはずが、誤って釈迦像を鋳てしまったことから出た語とされ、鋳物・製鉄工場などで使われ...
御釈迦様(おしゃかさま)でも気(き)がつくまい
《過去・現在・未来を見通すお釈迦様でも知らないの意から》だれも気がつかないだろう。御釈迦様でも御存じあるまい。
おみ‐ぬぐい【御身拭い】
寺院で、本尊を白布でぬぐい清めること。4月19日(もとは陰暦3月19日)に京都嵯峨(さが)の清涼寺で行われる、本尊の釈迦像を清める行事が有名。おみのごい。《季 春》「乗り物で優婆夷(うばい)も来...
かい‐わじょう【戒和上/戒和尚】
具足戒を授ける戒師としての最高責任者。大乗円頓戒では、釈迦を戒和上とする。