かんむりょうじゅきょう【観無量寿経】
浄土三部経の一。1巻。畺良耶舎(きょうりょうやしゃ)訳。阿闍世(あじゃせ)王の悪逆を悲しんだ母の韋提希(いだいけ)夫人のために、釈迦が阿弥陀仏とその浄土の荘厳などを観想する16種の方法を説いた経...
ガウンセー‐とう【ガウンセー島】
《Gaung-Say Island》ミャンマー南部、サルウィン川河口付近の中州。モーラミャインとモッタマの間に浮かぶ。14世紀から16世紀にかけて、インワ朝の王の洗髪の儀式に用いた水が同島の泉か...
きさらぎ‐の‐わかれ【更衣の別れ】
陰暦2月15日の釈迦の入滅。転じて、涅槃会(ねはんえ)のこと。
きた‐まくら【北枕】
1 枕を北に置いて寝ること。釈迦が涅槃(ねはん)のとき頭を北に、顔を西に向けて臥(ふ)したといわれることから、死者を寝かせるときの作法とされる。ふつう不吉として忌む。 2 フグ科の海水魚。全長約...
キチュ‐ラカン【Kyichu Lhakhang】
ブータン西部、パロ県の都市パロにある仏教寺院。チベット初の統一王国である吐蕃(とばん)を建てたソンツェン=ガンポが、悪霊の力を封印するために7世紀に創建した寺院の一つであるという伝承が残っている...
キャンディ【Kandy】
スリランカ中部の都市。セントラル州の州都。コロンボの北東約100キロメートル、標高数百メートルの山地に位置する。15世紀にインドからの侵入者に追われ、北方から逃れてきたシンハラ王朝の都が置かれた...
きょう‐しゅ【教主】
1 一宗一派を開いた人。教祖。宗祖。 2 仏教で、釈迦(しゃか)のこと。
きょう‐じ【脇士/脇侍/夾侍/挟侍】
本尊の左右に控えている仏像。阿弥陀如来では観音と勢至(せいし)菩薩、釈迦(しゃか)如来では文殊(もんじゅ)と普賢(ふげん)菩薩など。脇立(わきだち)。わきじ。
きょう‐そう【教相】
仏語。 1 釈迦(しゃか)が一生の間に説いた教えにみられる相違や特徴。 2 密教で、実践的な修行に対して、教義を理論的に研究する面。→事相 3 「教相判釈」の略。
きょう‐ぞう【経蔵】
1 三蔵の一。釈迦(しゃか)の説いた教えの総称。 2 寺院で、一切経などの経典を納めておく蔵。経堂。