えい【鋭】
[常用漢字] [音]エイ(呉)(漢) [訓]するどい 1 よく切れる。先がとがっている。「鋭鋒(えいほう)・鋭利/尖鋭(せんえい)」 2 さとくすばやい。「鋭敏/気鋭・新鋭・精鋭」 3 角度が直...
かつだん【割断】
断ち割ること。材料に応力をかけ、わずかに生じた亀裂から分割すること。ガラスやファインセラミックスを割断した場合、平滑な破断面と極めて鋭利な角が得られる。
かま‐いたち【鎌鼬】
突然皮膚が裂けて、鋭利な鎌で切ったような傷ができる現象。特に雪国地方でみられ、越後の七不思議の一つとされる。空気中に真空の部分ができたときに、それに触れて起こるといわれる。昔は、イタチのしわざと...
かみ‐そり【剃刀】
《「髪(かみ)剃り」の意》 1 頭髪・ひげなどをそるのに用いる刃物。切っ先がなく、刃が薄く、鋭利。こうぞり。 2 切れ味が鋭いさま、また、才気鋭く、物事の処理が速く巧みなさまや人のたとえ。「—の...
き・る【切る/斬る/伐る/截る/剪る】
[動ラ五(四)] 1 つながっているものを断ったり、付いているものを離したりする。特に、刃物などでものを分け離す。「枝を—・る」「爪(つめ)を—・る」「二センチ角に—・る」 2 ㋐刃物などで人...
スクラッチボード【scratchboard】
白い皮膜のある板の上に墨を塗布し、その表面を鋭利なものでひっかいて描画する技法。また、それに用いる板。
するど【鋭】
[形動ナリ] 1 するどくとがっているさま。鋭利なさま。「四つの牙(きば)剣よりも—にして」〈太平記・二四〉 2 言動がとげとげしいさま。つっけんどん。「詞—に言ひ放せば」〈浄・盛衰記〉 3 勢...
つるぎ‐たち【剣太刀】
[名]鋭利な刀剣。また、単に刀のこと。つるぎのたち。「ますらをの心振り起こし—腰に取り佩(は)き」〈万・四七八〉 [枕] 1 を身に添え、また磨(と)ぐところから、「身に添ふ」「磨(と)ぐ...
でんき‐メス【電気メス】
高周波電流を利用して操作する外科用のメス。体組織に圧力を加えることなく鋭利に切り開くことができ、出血も少ない。
どぎ‐どぎ
[副] 1 刃物の鋭利なさま。「触れて行くものは、忽ち両断されて了いそうな、—した刃(やいば)が」〈里見弴・大道無門〉 2 うろたえ、あわてるさま。どぎまぎ。「上人—し給ひ」〈浄・義経東六法〉