空(そら)に知(し)られぬ雪(ゆき)
《空から降ったわけではない雪という意から》舞い散る桜の形容。空知らぬ雪。
たい‐せつ【大雪】
1 激しく降る雪。多く積もった雪。おおゆき。 2 二十四節気の一。12月7日ごろ。《季 冬》
たい‐せつ【耐雪】
積雪や降雪に対してもちこたえること。「耐寒—設計の機関車」
たい‐せつ【頽雪】
くずれ落ちる雪。雪崩(なだれ)。
たびら‐ゆき【太平雪】
《「だひらゆき」とも》薄くて大片の雪。春の淡雪。だんびら雪。かたびら雪。「鶯(うぐひす)の音に—降る/凡兆」〈猿蓑〉
たわら‐ゆき【俵雪】
⇒雪捲(ゆきまく)り
ちゃく‐せつ【着雪】
[名](スル)雪が電線などに付着すること。「—害」「—注意報」
とし‐の‐ゆき【年の雪】
年々ふえる白髪を雪にたとえていう語。「あたらしき春さへ近くなりゆけば降りのみまさる—かな」〈拾遺・冬〉
どか‐ゆき【どか雪】
短時間に多量に降り積もる雪。
ないとう‐めいせつ【内藤鳴雪】
[1847〜1926]俳人。江戸の生まれ。本名、素行。別号、老梅居。正岡子規の影響で俳句を始める。平明温雅な作風で、日本派の長老と仰がれた。著「鳴雪句集」「鳴雪俳話」など。