ひた‐さわぎ【直騒ぎ】
[名・形動ナリ]度をはずして騒ぐこと。また、そのさま。「小山田の庵守(も)る人に驚きて—なる秋のさを鹿」〈新撰六帖・二〉
ふざ・ける
[動カ下一][文]ふざ・く[カ下二] 1 おどけたり冗談を言ったりする。「—・けて怒ったふりをする」 2 子供などがたわむれて騒ぐ。「子犬が—・けて跳ね回る」 3 男女がたわむれる。いちゃつく。...
ふた‐め・く
[動カ四] 1 ばたばたと音をたてる。「鰐(わに)仰様(のけざま)にて砂(いさご)の上に—・くを」〈今昔・二九・三一〉 2 さわぎたてる。うろたえ騒ぐ。「引き具したりける所従十余人倒れ—・き」〈...
ふさ
[副]《房のように多くのものが集まっているところからか》たくさん。一説に、みな、すべての意とも。「射目(いめ)立てて跡見(とみ)の岡辺のなでしこが花—手折り我(わ)は持ちて行く奈良人のため」〈...
ほん‐そう【奔走】
[名](スル) 1 忙しく走り回ること。物事が順調に運ぶようにあちこちかけまわって努力すること。「募金集めに—する」 2 もてなすこと。饗応。馳走。「今宵限りの御—とりどり騒ぐばかりなり」〈浄・...
まい‐まい【毎毎】
いつも。毎回。その度ごと。「汝(そなた)達の先に立って騒ぐは—なれど」〈露伴・五重塔〉
まどい‐ふため・く【惑ひふためく】
[動カ四]うろたえて騒ぐ。「大なるくそとびの羽折れたる、土に落ちて—・くを」〈宇治拾遺・二〉
やきょう‐しょう【夜驚症】
子供が睡眠中に、突然起き上がって驚き怖がるように泣き騒ぐ症状。情緒的不安などがあるため起こるといわれる。
ゆす・る【揺する】
[動ラ五(四)] 1 ゆり動かす。「ぶらんこを—・る」「からだを—・って笑いこける」 2 人をおどして金品を出させる。「盛り場で金を—・られる」 3 ゆれ動く。ゆれる。「天地—・りて響く」〈宇津...
よ‐ひと【世人】
世間の人。せじん。「御もののけにやと—も聞こえ騒ぐを」〈源・紅葉賀〉