をこと‐てん【乎古止点】
古く漢文訓読の際、漢字の読み方を示すために漢字の字面の四隅・上下・中央などに記入した符号。胡粉(ごふん)または朱で記した。平安初期に始まり、室町時代ごろまで行われた。仏家・儒家、またはその流派に...
おこととさすけ【お琴と佐助】
島津保次郎監督による映画の題名。正式名は「春琴抄お琴と佐助」。昭和10年(1935)公開。原作は谷崎潤一郎の小説「春琴抄」。出演、田中絹代、高田浩吉ほか。
おこと‐はじめ【御事始め】
1 江戸時代、陰暦12月にすす払いなどをして、正月の準備を始めたこと。江戸では8日、上方では13日に行った。事始め。御事。⇔御事納め。 2 東国で、陰暦2月8日に行った、その年の農事の始めの行事...
お‐ことば【御言葉】
1 相手の発言を敬っていう語。「校長先生の—」 2 勅語に代わる用語。 [補説]2で、国会開会の勅語が「お言葉」となったのは、昭和28年(1953)5月の第16回国会から。「おことば」と仮名書き...
御言葉(おことば)に甘(あま)・える
⇒言葉に甘える
オコトラン‐デ‐モレーロス【Ocotlán de Morelos】
メキシコ南部、オアハカ州の町。州都オアハカの南約30キロメートルに位置する。16世紀にドミニコ会の修道院が創設され、交易の拠点となった。毎週金曜日に行われるティアンギスという野外市が有名。
お‐ことわり【御断り〔断わり〕】
「断り1・2」の謙譲語・美化語。 [補説]「お客様へのお断り」は謙譲語、「押し売りお断り」は美化語。
おこない【行い〔行ない〕】
1 物事をすること。振る舞い。行為。行動。「万が一君にどんな間違った—があったとしても」〈里見弴・多情仏心〉 2 日常の生活態度。身持ち。品行。行状。「—を慎む」「平素の—が物を言う」 3 仏道...
おこない‐がち【行ひ勝ち】
[形動ナリ]仏道修行に専念するさま。「—に、口ひひらかし、数珠の音高きなど」〈紫式部日記〉
おこない‐すま・す【行い澄ます】
[動サ五(四)] 1 自分だけが悟っているかのように振る舞う。もっともらしく、殊勝に振る舞う。気どる。「すっかり、—・した顔でいる」 2 ひたすら仏道を修行する。「尼が人の世に橋を隔て門を鎖して...