いい‐つたえ【言(い)伝え】
1 昔から口づてに伝えられてきた事柄。口碑(こうひ)。伝説・ことわざなど。「古い—を守る」 2 ことづて。伝言。
いっせき‐にちょう【一石二鳥】
一つの事をして同時に二つの利益・効果をあげること。一挙両得。「—の名案」 [補説]西洋のことわざTo kill two birds with one stone.(一つの石で2羽の鳥を殺す、の意...
いろは‐ガルタ【伊呂波ガルタ】
カルタの一。いろは47文字に「京」の字を加えた48文字で始まる諺(ことわざ)を書いた読み札と、その内容を絵に書いた取り札からなる。犬棒(いぬぼう)カルタなど。江戸後期に始まる。
いん‐ゆ【引喩】
比喩法の一。故事・ことわざや人の言葉をたとえに引用して、言いたいことを間接的に表現する方法。「四十にして惑(まど)わず、と論語でいう通り…」の類。引喩法。アリュージョン。
おお‐かみ【狼】
1 《「大神」の意》食肉目イヌ科の哺乳類。中形で、吻(ふん)が長く、耳は立ち、先がとがり、尾が太い。ヨーロッパ・アジア・北アメリカに分布。春から夏にかけて家族単位で暮らし、冬には群れをつくって共...
多(おお)くを問(と)う者(もの)は多(おお)くを学(まな)・ぶ
何事にも疑問を持って追究することが、その人の知識を豊かにする。イギリスのことわざ。
おに‐せんびき【鬼千匹】
《「小姑(こじゅうと)一人は鬼千匹にむかう」ということわざから》小姑のこと。
かわ‐ざんよう【皮算用】
《ことわざ「取らぬ狸(たぬき)の皮算用」から》物事がまだ実現しないうちから、それを当てにしてあれこれ計画を立てること。
京(きょう)へ筑紫(つくし)に坂東(ばんどう)さ
室町時代の諺(ことわざ)。方向を示す助詞を京都では「へ」、九州では「に」、関東では「さ」を用いるというように、地方によって差異のあること。ロドリゲスの「日本大文典」や「実隆公記」などに記されている。
く【句】
[名] 1 文中の言葉のひと区切り。 2 詩歌の構成上の単位。 ㋐和歌・俳句などで、韻律上、5音または7音からなるひと区切り。また、その組み合わせでひとまとまりとなったもの。「上(かみ)の—」...