アクチニウム‐けいれつ【アクチニウム系列】
ウラン235からアクチニウムを経て鉛207に至る天然放射性核種の崩壊系列。この系列の核種の質量数は4n+3(nは整数)で表される。アクチノウラン系列。
アクラ【Accra】
ガーナ共和国の首都。ギニア湾に面し、カカオの輸出港として発達。15世紀にポルトガルが交易拠点を置き、続いて、英国、オランダ、デンマークなどの城塞が築かれた。1887年に英国領ゴールドコーストの首...
あけず‐の‐もん【開けずの門】
1 特別な場合のほかは開けない門。また、開けることを禁じられた門。あかずのもん。 2 偉鑒門(いかんもん)の異称。花山天皇が出家の時にこの門から出て、以後開けなかったところからいう。
あげ‐づめ【揚げ詰め】
遊女を連日揚げ続けること。「島屋の客と張り合ひ、五月より以降(このかた)、大方は—」〈浄・冥途の飛脚〉
あこう【雀榕/赤秀】
クワ科の常緑高木。本州南西部の暖地に自生。幹の直径は1メートルに達し、周囲に気根を出す。葉は大きな長楕円形で、春に落葉してただちに新しい葉をつける。雌雄異株。春にイチジクに似た花をつける。あこぎ...
アコソンボ‐ダム【Akosombo Dam】
ガーナ南東部にある、ボルタ川をせき止めて造られたダム。世界最大級の人造湖ボルタ湖の南端に位置する。このダムによる電力は、ギニア湾岸の工業都市テマのアルミ精錬に利用されるほか、トーゴ、ベナンなどの...
あさづま‐ぶね【朝妻船】
1 朝妻と大津を往来した渡し船。古代から江戸初めまで、東国からの旅客が利用した。遊女が乗って旅人を慰めることもあった。 2 英一蝶(はなぶさいっちょう)の描いた、遊女が烏帽子(えぼし)・水干(す...
あざみ‐げし【薊芥子】
ケシ科の一年草。高さ約70センチ。葉はアザミに似て深く切れ込み、縁のぎざぎざの先がとげになり、葉面に白い斑がある。夏、ケシに似た黄色い花を開く。メキシコの原産で、江戸時代に渡来した。観賞用。《季 夏》
あざむ・く【欺く】
[動カ五(四)] 1 言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。言いくるめる。だます。「敵を—・く」「まんまと—・く」 →騙(だま)す[用法] 2 (「…をあざむく」の形で)…と負けずに張...
あ・し【悪し】
[形シク](「よし」に対して)物事のありさまがよくない。また、不快な感じをもつさま。 1 本性・本質・気分・状態などについていう。 ㋐快くない。「このもとの女—・しと思へるけしきもなくて」〈伊勢...