の‐うるし【野漆】
トウダイグサ科の多年草。河原などの湿地に群生し、高さ約40センチ。葉は互生し、茎の頂には5枚が輪生。4月ごろ、淡黄色の苞(ほう)をもつ小花をつける。茎や葉を切ると白い乳液が出て、皮膚につくとかぶ...
の‐ぐるみ【野胡桃】
クルミ科の落葉高木。日当たりのよい山地に生え、高さ約10メートル。葉は長楕円形で羽状複葉。6、7月ごろ、黄色の花穂が集まって直立してつく。実は染料に用いる。のぶのき。
のし‐め【熨斗目】
1 練貫(ねりぬき)の平織り地。また、これで仕立てた腰替わりの小袖。腰のあたりに多くは筋や格子を織り出したもので、江戸時代、武士が礼装の大紋や麻裃(あさがみしも)の下に着用した。現在は宮参り・七...
のこぎり‐そう【鋸草】
キク科の多年草。中部以北の山地の草原に生え、高さ60〜90センチ。葉は鋸の歯のように切れ込んでいる。夏から秋、淡紅色か白色の小さな頭状花を多数密につける。はごろもそう。《季 夏》「国境に—などあ...
あい‐かたら・う【相語らふ】
[動ハ四] 1 互いに語る。語り合う。「仏師のもとに行きて—・ひて」〈今昔・四・一六〉 2 親しく交わる。また、男女が親しい関係になる。「ねむごろに—・ひける友だち」〈伊勢・一六〉 3 自分の仲...