しんせん‐ぐみ【新撰組/新選組】
文久3年(1863)江戸幕府が武勇にすぐれた武士で編制した浪士隊。清川八郎による浪士組分裂ののち、京都守護職松平容保(まつだいらかたもり)の支配下に、市中取り締まり、尊攘(そんじょう)派浪士の...
しんせんぐみしまつき【新選組始末記】
子母沢寛の長編小説。昭和3年(1928)刊行。生き残り隊士からの聞き取りなど、綿密な調査により史実と巷説を再構成し、新撰組の実相を描いた労作。昭和4年(1929)刊行の「新選組遺聞」、昭和7年(...
しんせんぐみばくまつのせいらん【新選組幕末の青嵐】
木内昇の歴史小説。平成16年(2004)刊行。
しんせんざいしゅう【新千載集】
「新千載和歌集」の略。
しんせんざいわかしゅう【新千載和歌集】
室町前期の勅撰和歌集。20巻。正平11=延文元年(1356)後光厳天皇の勅により、藤原為定が撰し、延文4年成立。歌数約2360首。代表歌人は藤原為定・藤原為世・藤原為氏など。新千載集。
しんせん‐しそう【神仙思想】
古代中国で、人の命の永遠であることを神人や仙人に託して希求した思想。不老不死の仙人・神人の住む海上の異界や山中の異境に楽園を見いだし、多くの神仙たちを信仰し、また、神仙にいたるための実践を求めよ...
しんせんしょうじろく【新撰姓氏録】
平安時代の諸氏の系譜集成。30巻・目録1巻。万多(まんた)親王らの編。嵯峨(さが)天皇の勅命により、弘仁6年(815)成立。京畿の1182氏を、皇別・神別・諸蕃に分類し、各系譜を記したもの。
しんせんじきょう【新撰字鏡】
平安時代の漢和字書。12巻。昌住(しょうじゅう)著。昌泰年間(898〜901)に成立。漢字2万余字を偏・旁(つくり)などによって160部に分け、字音・字義・和訓を付したもの。現存する最古の漢和字書。
しんせんずいのう【新撰髄脳】
平安中期の歌論書。1巻。藤原公任(ふじわらのきんとう)著。成立年未詳。和歌の創作の指針を示し、初期の歌学書として重要な位置を占める。
しんせん‐せんもう【振戦譫妄】
重度のアルコール依存症患者にみられる離脱症状(禁断症状)の一つ。飲酒を中断して後数日に不安・興奮・発汗・頻脈・手の震え・幻覚・意識障害などの症状が現れる。数日続き、深い睡眠に入った後、回復するが...