に◦けむ
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の連用形+過去の推量の助動詞「けむ(けん)」》きっと…ただろう。…てしまっただろう。「いづくには鳴きもし—◦けむほととぎす我家の里に今日のみそ鳴く」〈万・一四八八〉
ぬ◦べし
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の終止形+推量の助動詞「べし」。この場合「ぬ」は強調の用法》 1 推量の意を表す。…に違いない。きっと…てしまうだろう。「御舟(みふね)海の底に入らずは神落ちかかり—...
ねた
《「たね(種)」を逆さ読みにした語。「ネタ」と書くことが多い》 1 新聞記事・文章などの材料や、取り上げる話題。「小説の—」 2 証拠。「—があがる」 3 奇術などの仕掛け。「—を明かす」 4 ...
の‐だろ◦う
[連語]《準体助詞「の」+断定の助動詞「だ」の未然形+推量の助動詞「う」。話し言葉では「んだろう」とも》 1 念を押したり、確かめたりする意を表す。「われわれも参加できる—◦う」「格別変わったこ...
のち‐のち【後後】
1 それよりずっとあと。また、これから先。将来。「—まで語り継がれる」「—役立つだろう」 2 死者の法事をする7日目ごとの日。「—の御業(わざ)など孝じ仕うまつり給ふさまも」〈源・賢木〉
の‐でしょ◦う
[連語]《準体助詞「の」+連語「でしょう」。話し言葉では「んでしょう」とも》「のだろう」の丁寧な言い方。「あれはいつごろだった—◦う」「あなたが行ったんでしょう」
のぼせ【逆上せ】
のぼせること。上気したり、熱中したりすること。「一度痛い目にあえば—もさめるだろう」「—性の人」
はいぼく‐しゅぎ【敗北主義】
勝利・成功の手だてを念頭におかず、初めから敗北・失敗するだろうと考えて事にあたる考え方や態度。
はたし‐て【果(た)して】
[副] 1 結末が予期したとおりであるさま。思ったとおり。案の定。「—みごとにやってのけた」 2 (下に仮定の表現を伴って)本当に。「—然らば真実は君の言うとおりだろう」 3 (下に疑問を表す語...
花(はな)が咲(さ)・く
1 時節がきて栄える。「いつか—・く日もくるだろう」 2 それからそれへと、にぎやかに続く。「昔話に—・く」