すっぱ‐ぬ・く【素っ破抜く】
[動カ五(四)] 1 人の秘密などを不意に明るみに出す。あばく。「汚職の真相を—・く」 2 刀などをだしぬけに抜く。「酔うた振りして—・き」〈伎・霊験曽我籬〉 [補説]すっぱ(忍びの者)が思いが...
すぽん‐ぬき【すぽん抜き】
人を出し抜くこと。人に不意打ちをくわせること。「馴染(なじ)みのおれを、—に合はせた」〈浄・丹波与作〉
そう‐ぐう【遭遇】
[名](スル)不意に出あうこと。偶然にめぐりあうこと。「山中で熊に—する」「事件現場に—する」
そうぐう‐せん【遭遇戦】
前進中の軍隊が、敵と不意に遭遇することによって起こる戦闘。
だまし‐うち【騙し討ち】
だましておいて、不意に討ち取ること。油断させておいて、いきなりひどい仕打ちをすること。「—にあう」
だんまり【黙り】
《「だまり」の撥音添加》 1 だまっていて、ものを言わないこと。また、その人。「何を聞かれても—をきめこむ」 2 ことわりのないこと。無断。「不実に考えりゃあ、—で不意と出発(たっ)て行くかも知...
ちん【闖】
[音]チン(呉)(漢) 突然現れる。不意に入って来る。「闖入」
つ・く【突く/衝く/撞く】
[動カ五(四)] 1 とがった物で一つ所を勢いよく刺したり、強く当てたりする。「槍で—・く」 2 棒状のもので強く押す。「判を—・く」「ところてんを—・く」 3 棒などの先を打ち当てて鳴らす。「...
つ‐と
[副] 1 ある動作をすばやく、または、いきなりするさま。さっと。急に。不意に。「—立ち止まる」「瀬川は—席を立って降りると」〈荷風・腕くらべ〉 2 動かないである状態を続けるさま。じっと。「面...
とう‐とつ【唐突】
[名・形動]だしぬけであること。また、そのさま。突然。不意。「—の感は免れない」「—な発言」 [派生]とうとつさ[名]