よこ‐にしき【緯錦】
横糸で色と文様を表した錦。中国の唐代に始まり、日本では奈良時代から作られはじめた。多くの色と大きな文様を織り出すことができる。ぬきにしき。→経錦(たてにしき)
よだれ‐どり【涎鶏】
中国の四川料理の一。ゆでた鶏肉に、ラー油・花椒(かしょう)・ショウガ・黒酢などを合わせた辛いソースをかけ、ねぎやシャンツァイなどの薬味をのせたもの。 [補説]名は、中国語名の「口水鶏(コウシュイ...
らい‐そん【雷樽】
古代中国の酒器の一。雷文を刻んだ酒樽(さかだる)。
ラオチュー【老酒】
《(中国語)》糯米(もちごめ)などの穀物と薬草を原料とする中国の醸造酒の総称。アルコール分14パーセントぐらいで、古いものほど風味がなれてよくなる。また特に、紹興酒(しょうこうしゅ)の古いものをさす。
らかん‐まき【羅漢槙】
マキ科の常緑高木。葉はイヌマキより幅が狭く、密生する。雌雄異株。花床が肥大して紫色になり、その先に丸い緑色の種子ができる。中国の原産で、庭木にする。
らく【洛】
[人名用漢字] [音]ラク(呉)(漢) 1 中国の川の名。「洛水」 2 洛水の北岸にある都市の名。「洛陽」 3 都。特に、京都のこと。「洛中・洛北/花洛・帰洛・京洛・上洛・入洛」
らくようがらんき【洛陽伽藍記】
中国の記録書。5巻。東魏(とうぎ)の楊衒之(ようげんし)著。北魏の都洛陽の荒廃のさまを、諸大寺の状況や伝聞などを中心に記したもの。
らっ‐きょう【辣韮/薤/辣韭】
ヒガンバナ科の多年草。鱗葉(りんよう)で覆われた卵形の地下茎をもち、葉は線形で根際から出る。秋、高さ約40センチの花茎を伸ばし、紫色の小花を球状につける。中国の原産。鱗茎(りんけい)を漬物にし、...
らん‐きょう【鸞鏡】
中国の想像上の鳥、鸞鳥(らんちょう)の形を背面に刻んだ鏡。らんけい。
らん‐けい【鸞鏡】
1 ⇒らんきょう(鸞鏡) 2 日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より八律高い音で、中国の十二律の夷則(いそく)、洋楽の嬰イ音にあたる。