おぎえ‐ぶし【荻江節】
三味線歌曲の一。明和5年(1768)以降、荻江露友が始めた郭(くるわ)内の座敷芸風の長唄が独自の音楽様式を確立して成立。現在は古曲の一つに数えられている。
おし・える【教える】
[動ア下一][文]をし・ふ[ハ下二] 1 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。教育する。教授する。「英語を—・える」「イヌに芸を—・える」「学校では三年生を—・えている」 2 知...
おし・ゆ【教ゆ】
[動ヤ下二]《「おし(教)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「教ゆる」となる例が多い》「教える」に同じ。「タダ道理ノ推ストコロヲ人ニ—・ユルバカリデゴザル」〈天草本伊曽保・イソ...
おせん‐すい【汚染水】
化学物質などで汚染された水。 [補説]平成23年(2011)の福島第一原発事故以降は、事故で放出された放射性物質を含む排水や地下水などをさすことが多い。
おせん‐ど【汚染土】
化学物質などで汚染された土。 [補説]平成23年(2011)の福島第一原発事故以降は、事故で放出された放射性物質を含む土壌をさすことが多い。
オダリスク【(フランス)odalisque】
トルコの後宮(ハレム)の女に仕える女奴隷。18世紀以降の東洋趣味の高揚の中で、後宮の美女は、多く、ヨーロッパ絵画の画題となった。アングルの作品が有名。
おにわ‐やき【御庭焼(き)】
江戸中期以降、大名・重臣などが、城内や邸内に窯を築き、陶工を招いて自分の趣向に合わせて焼かせた陶磁器。偕楽園焼など。
お‐ぬし【御主】
[代]二人称の人代名詞。おまえ。そなた。室町以降用いられ、同輩以下に対する語。古くは男女に用いた。「日頃—が兎や角と、異見がましく悋気(りんき)をするも」〈伎・小袖曽我〉
オビエド‐だいせいどう【オビエド大聖堂】
《Catedral de San Salvador de Oviedo》スペイン北西部、アストゥリアス州の都市オビエドの旧市街にある大聖堂。正式名称はサンサルバドル大聖堂。9世紀にアストゥリアス...
おびとり‐の‐お【帯取りの緒】
中世以降、佩(は)き緒(お)の異称。