インドよう‐つなみけいほうシステム【インド洋津波警報システム】
インド洋および東南アジア地域を網羅する津波早期警報体制。2004年12月のスマトラ沖地震によって発生したインド洋大津波を教訓としてユネスコの主導で構築された。2011年10月、本格運用開始。IO...
イーがたかんえん‐ウイルス【E型肝炎ウイルス】
E型肝炎の原因となる肝炎ウイルス。RNAをゲノムとするRNAウイルス。水や食物を介して経口感染する。感染は一過性で慢性肝炎には移行しないが、重症化することがある。主な流行地は東南アジア、北部・中...
ウォーレス‐せん【ウォーレス線】
東南アジアのバリ島とロンボク島の間のロンボク海峡、ボルネオとスラウェシ島の間のマカッサル海峡をほぼ南北に通る、生物分布の境界線。西は東洋区、東はオーストラリア区に属す。A=R=ウォーレスが186...
うお‐じょうゆ【魚醤油】
魚を塩漬けにして出た汁。調味料とする。しょっつる・いかなご醤油・いわし醤油などの類。原産はスペインであるが、現在は東南アジアで多く使われており、ベトナムのニョクマム、タイのナンプラー、フィリピン...
うき‐いね【浮(き)稲】
イネの品種で、水位が上昇したとき、急速に生長して葉や穂先を水面に出すことのできるもの。草丈は数メートルから十数メートルになることもある。東南アジアなど洪水の多い低湿地で栽培される。
うん‐ぴょう【雲豹】
ネコ科の哺乳類。ヒョウに似るが、ヒョウとは属が異なる。体長0.6〜1メートルで尾が長い。体は灰黄色で不規則な雲形の黒い斑紋がある。東南アジアの森林に分布。
え‐ごま【荏胡麻】
シソ科の一年草。高さ60〜90センチ。全体に白い毛があり、シソに似る。花は白色。種子をしぼって荏(え)の油をとり、またゴマの代用にもする。東南アジアの原産で、古くから栽培。
エス‐イー‐エー【SEA】
《Southeast Asia》⇒東南アジア
えびがら‐すずめ【蝦殻天蛾】
スズメガ科のガ。翅(はね)の開張12センチくらい。体は灰褐色、腹部の両側に赤色の列があり、エビに似る。夜行性で、吻(ふん)が長く、筒状の花の蜜を吸う。幼虫はサツマイモやヒルガオなどの葉を食べる。...
エルトールがた‐コレラ【エルトール型コレラ】
《El Tor cholera》コレラの一型。1906年シナイ半島の港町エルトールで発見された。東南アジアに常在するエルトール型コレラ菌により起こる。症状はアジア型コレラより軽い。