し‐どう【斯道】
1 学問や技芸などで、この道、この分野。「—の大家」 2 《「論語」雍也(ようや)から》孔子の説く、聖人の道。また、その教え。
しゃくがん‐じゅしん【釈眼儒心】
釈迦の目と孔子の心。慈悲・仁愛の深いこと。
しゅ‐し【洙泗】
中国山東省曲阜県を流れる泗水(しすい)と、その支流の洙水(しゅすい)。流域で孔子が弟子たちに道を講じた。
孔子の学問。また、その学統。
しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】
《「春秋」の文章には、孔子の正邪の判断が加えられているところから》事実を述べるのに、価値判断を入れて書く書き方。特に、間接的原因を結果に直接結びつけて厳しく批判する仕方。
しょうへい【昌平】
中国山東省曲阜県の郷の名。孔子の生地。東京湯島の孔子廟(こうしびょう)がある昌平坂の名はこれに由来する。
しょきょう【書経】
中国の経書。五経の一。20巻、58編。孔子の編といわれる。尭(ぎょう)・舜(しゅん)から周までの政論・政教を集めたもの。もと「書」「尚書」。宋代から「書経」とよばれる。秦の焚書(ふんしょ)で散逸...
じゅ【儒】
[常用漢字] [音]ジュ(漢) 1 孔子の教え。また、その教えを奉ずる学者。「儒学・儒教・儒者/坑儒・碩儒(せきじゅ)・宋儒(そうじゅ)・俗儒・大儒・腐儒」 2 背が低い。「侏儒(しゅじゅ)」 ...
じゅうよく【十翼】
「易経」の解釈書。経の本文を補翼する10編の書の意で、彖伝(たんでん)(上・下)、象伝(しょうでん)(上・下)、繋辞伝(けいじでん)(上・下)、文言伝、説卦伝(せっかでん)、序卦伝(じょかでん)...
じゅ‐がく【儒学】
中国古代の儒家思想を基本にした学問。孔子の唱えた倫理政治規範を体系化し、四書五経の経典を備え、長く中国の学問の中心となった。自己の倫理的修養による人格育成から最高道徳「仁」への到達を目ざし、また...
じゅん‐じゅ【純儒/醇儒】
孔子の教えを純粋に修めた学者。真の儒者。