おてつだい‐ぶしん【御手伝い普請】
近世、諸大名に資材や人足を負担させて行わせた大規模な土木工事。豊臣政権では大坂城や聚楽第の建設、江戸幕府では江戸城とその城下町の建設、京都御所の造営、木曽川・長良川・揖斐(いび)川の治水工事など...
おむろ【御室】
京都市右京区の地名。仁和寺(にんなじ)がある。
仁和寺の異称。また、その住職、門跡。宇多天皇が仁和寺内に一室を設けて隠棲(いんせい)し、御室御所と称したことからいう。
おん【御】
[接頭]《「おおん」の音変化》名詞に付いて、尊敬(相手への尊敬を含む)の意を表す。「お」よりも敬意が強く、やや改まった場合に用いられる。「—身」「—礼」 [補説]中古の「御」は「おおん」と読むの...
おんなせいげん【女清玄】
歌舞伎狂言「隅田川花御所染(すみだがわはなのごしょぞめ)」の通称。
かい‐た・つ【飼ひ立つ】
[動タ下二]幼時より養い育てる。また、動物などを飼い育てる。「ひよひよより御所に御手ならさせおはしまして—・てられしいみじさばかりにてこそ侍れ」〈弁内侍日記〉
か‐えい【花営】
室町幕府を風雅にいった語。足利義満が京都室町に幕府を構え、花樹を多く植えたのを人々が「花の御所」と呼んだところから、柳営(りゅうえい)になぞらえていったもの。
かえ‐どの【柏殿】
平安時代、朱雀院(すざくいん)にあった皇后の御所。
かき【柿】
1 カキノキ科の落葉高木。また、その実。山地に自生するが、古くから栽培される。よく分枝し、葉は短楕円形で先がとがり、光沢がある。秋に紅葉する。初夏に白い雌花と雄花とが咲き、秋に黄赤色の実を結ぶ。...
かすみ‐の‐ほら【霞の洞】
1 仙人の住む所。 2 上皇の御所。仙洞(せんとう)。「(水無瀬殿ハ)げに千代をこめたる—なり」〈増鏡・おどろの下〉
かつらぎ【葛城】
奈良県西部の市。西部山間部での林業のほか、トマト・きゅうりなど野菜類や、菊・チューリップなど花卉(かき)栽培が盛ん。平成16年(2004)新庄町、當麻(たいま)町が合併して成立。人口3.6万(...