おしむらく‐は【惜しむらくは】
[連語]《「おしむ」+接尾語「らく」+係助詞「は」。副詞的に用いる》惜しいことには。残念なことには。「有能な人材だが—人情味に乏しい」 [補説]「惜しむ」は五段活用であるが、下二段活用動詞などの...
かつ‐あい【割愛】
[名](スル) 1 惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりすること。「紙数の都合で—した作品も多い」 2 公務員が、他の自治体や民間企業などへ籍を移すこと。また、大学の職員が、他大学...
けい‐ろく【鶏肋】
1 《「後漢書」楊修伝による。鶏のあばら骨には食べるほどの肉はないが、捨てるには惜しいところから》たいして役に立たないが、捨てるには惜しいもの。 2 《「晋書」劉伶伝から》身体が弱く小さいことの...
けっし‐て【決して】
[副] 1 (あとに打消し・禁止の語を伴って)どんなことがあっても。絶対に。断じて。けして。「御恩は—忘れません」「そんなことはもう—するな」「彼は—大きいほうではない」 2 必ず。きっと。「—...
ころ・す【殺す】
[動サ五(四)] 1 ㋐他人や生き物の生命を絶つ。命を取る。「首を絞めて—・す」「虫も—・さぬ顔」 ㋑自分ではどうすることもできないで、死に至らせる。死なせる。「惜しい人を—・したものだ」 2 ...
じ‐いろ【地色】
1 布・紙などの、下地の色。 2 女郎が、土地の男を情夫にすること。また、その情夫。「—でも出来たか」〈洒・辰巳之園〉 3 素人の女との色恋。「なりひらの惜しい事には—なり」〈柳多留・八〉
たか‐で【高で】
[副] 1 取るに足りないさま。たかだか。「是皆ひとつにしてから、—二貫目か三貫目」〈浮・胸算用・二〉 2 はじめから。そもそも。「命惜しい程なら—身をうつこともない」〈浄・生玉心中〉
長蛇(ちょうだ)を逸(いっ)・する
惜しい獲物や大事な機会を取り逃がす。
名残(なごり)を惜(お)し・む
別れがつらく、惜しいと思う。「旅立つ友と—・む」「行く春の—・む」
のこり‐おお・い【残り多い】
[形][文]のこりおほ・し[ク]心残りが多い。残念である。なごり惜しい。「—・い別れ」