はら‐つづみ【腹鼓】
《「はらづつみ」とも》 1 腹を鼓がわりにして打ち鳴らすこと。「狸(たぬき)の—」 2 腹一杯食べて満足し、腹をたたくこと。 3 《「十八史略」五帝の「鼓腹撃壌(こふくげきじょう)」の故事から》...
パンとサーカス
《(ラテン)Panem et circenses》食糧と娯楽。古代ローマ市民がこの二つを国家から与えられて満足し、政治に無関心になったさまを、詩人ユウェナリスが揶揄(やゆ)した表現。現代では愚民...
ヒックス‐の‐らっかんしゅぎ【ヒックスの楽観主義】
個々の政策が一部の人に不利益を与えるとしても、一連の効率化政策を一貫して行うことによって、長期的には全員の効用(主観的満足度)が改善されるという見通し。この考え方を示した英国の経済学者ジョン=ヒ...
人(ひと)はパンのみにて生(い)くる者(もの)に非(あら)ず
《新約聖書「マタイ伝」第4章から》人は物質的満足だけを目的として生きるものではない。
ひと‐り【一人/独り】
[名] 1 人数が1であること。一個の人。いちにん。「—に一つずつ配る」「乗客の—」 2 仲間・相手がいなくて、その人だけであること。単独。「—で悩む」「—でいるのが好きだ」 3 他の人の助け...
ふくめん‐ちょうさ【覆面調査】
企業からの依頼を受け、客のふりをして店舗の営業実態を調べること。従業員の態度、サービスの良し悪し、店内の清潔度などの顧客満足度を消費者の視点から調査する。→覆面調査員
ふ‐しょう【不請】
1 仏語。請い望まれなくても救いの手をさしのべること。菩薩(ぼさつ)の慈悲救済をいう語。 2 自分では希望しないこと。いやいやながらすること。「町衆は—の袴、肩衣を着て」〈浮・一代女・三〉 3 ...
ふ‐そく【不足】
[名・形動](スル) 1 足りないこと。十分でないこと。また、その箇所や、そのさま。「—を補う」「学力が—だ」「料金が—する」 2 満足でないこと。また、そのさま。不満。「対戦相手として—はない...
ふどう‐みょうおう【不動明王】
《(梵)Acalanāthaの訳》五大明王・八大明王の主尊。大日如来の命を受けて魔軍を撃退し、災害悪毒を除き、煩悩(ぼんのう)を断ち切り、行者を守り、諸願を満足させる。右手に利剣、左手に縄を持ち...
ふ‐ふく【不服】
[名・形動]納得がいかず、不満に思うこと。また、そのさま。不満足。「—を唱える」「—な顔をする」 →不平[用法] [派生]ふふくげ[形動]