もろ‐むき【諸向き】
1 ウラジロの別名。 2 どちらにも向くこと。一説に、すべてが同方向を向くこと。「武蔵野の草は—かもかくも君がまにまに我(あ)は寄りにしを」〈万・三三七七〉
もんき‐ちょう【紋黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。早春から出現する。翅(はね)の開張約5センチ。雄の翅は黄色で、前翅の外縁に黒紋、後ろ翅の中央に黄白色の円紋をもつ。雌は黄色と黄白色とがある。幼虫の食草はウマゴヤシ・コマツナ...
もん‐とうし【紋唐紙】
花鳥や唐草(からくさ)などの紋様のある色唐紙。
や
1 五十音図ヤ行の第1音。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音[j]と母音[a]とから成る音節。[ja] 2 平仮名「や」は「也」の草体から。片仮名「ヤ」は「也」の草体を楷書化したもの。 [補...
やえ‐なり【八重生り】
1 1本の草木に実が重なってなること。また、その草木。 2 リョクトウの別名。
やえ‐むぐら【八重葎】
1 雑草が幾重にも生い茂っているくさむら。《季 夏》「白百合(しらゆり)の花大きさや—/鬼城」「雨の中に—に濡れしょびれて居るのでなしに」〈鏡花・白鷺〉 2 アカネ科の一年草または二年草。畑やや...
やおい
男性どうしの同性愛を主題とした漫画や小説。また、そのファン。さらに、作品中の同性愛描写のことをいう。→ボーイズラブ →腐女子 [補説]語源は、ジャンル草創期の作品が性描写のみに終始し「山(山場)...
やき‐くさ【焼き草】
1 物を焼くのに用いる枯れ草。また、火勢を助けるための草。「—を積んで櫓(やぐら)を落とさんとしける時」〈太平記・一七〉 2 身を滅ぼすもと。「知恵才覚も芸能も美男も心の味だても、皆これ傾城(け...
や・く【焼く】
[動カ五(四)] 1 火をつけて燃やす。また、燃やしてなくす。焼失する。「枯れ草を—・く」「失火で家を—・く」 2 火に当てて熱を通し、食べられるようにする。「魚を—・く」 3 火で熱して製品...
やく【薬〔藥〕】
[音]ヤク(呉)(漢) [訓]くすり [学習漢字]3年 〈ヤク〉 1 くすり。「薬局・薬効・薬剤・薬殺・薬草/医薬・丸薬・劇薬・膏薬(こうやく)・散薬・生薬(しょうやく)・仙薬・調薬・投薬・毒...