きょうそう‐げんり【競争原理】
個人または集団が、必要とするものを獲得するために他者と競い合い、勝者が獲得できるとする、優勝劣敗の競争を受容する考え方。誰でも平等に競争に参加できる自由競争を市場や経済活動などの基本とする考え方...
今日(きょう)は人(ひと)の上(うえ)明日(あす)は我(わ)が身(み)の上(うえ)
今日は人ごとと思っていた災難も、明日は我が身の上に降りかかってくるかもしれない。災難というものは、いつ誰に起こるかわからないものである。昨日は人の身、今日は我が身。
きり‐だ・す【切(り)出す】
[動サ五(四)] 1 切り始める。「のこぎりで—・す」 2 木材や石などを切って運び出す。「石を—・す」 3 話や相談ごとを言い出す。思い切って話し始める。「別れ話を—・す」 4 小切手や手形な...
くだり‐ゆ・く【下り行く】
[動カ五(四)] 1 坂道などを下っていく。また、都から地方へ行く。 2 世の中が末となっていく。おとろえていく。「—・く運は誰が導きの薄命道」〈一葉・やみ夜〉
くち‐なし【口無し】
ものを言わないこと。また、その人。和歌で、多く梔子(くちなし)に掛けて使う。「山吹の花色衣ぬしや誰問へど答へず—にして」〈古今・雑体〉
くに‐そだち【国育ち】
地方で育ったこと。また、その人。田舎育ち。「姿なら面体なら、京のどなたの奥様にも、誰が否とはいなば山、—とは思はれず」〈浄・堀川波鼓〉
クローズド‐サークル【closed circle】
推理小説のジャンル、または舞台設定の一つ。外界との接触が断たれた状況を扱った作品を指す。英国の推理作家アガサ=クリスティの「そして誰もいなくなった」がその代表例。
けん‐り【権利】
1 ある物事を自分の意志によって自由に行ったり、他人に要求したりすることのできる資格・能力。「邪魔する—は誰にもない」「当然の—」「—を主張する」⇔義務。 2 一定の利益を自分のために主張し、ま...
ゲスフー‐テスト【guess-who test】
互いに熟知している集団の成員に「最も親切な人は誰か」など、行動・態度・能力などに関する質問を行って、その報告の結果をもとに人物の評価をする検査。
こい‐し・ぬ【恋ひ死ぬ】
[動ナ変]恋しさのあまりに死ぬ。「—・なば誰(た)が名は立たじ世の中の常なきものといひはなすとも」〈古今・恋二〉