いえ‐の‐こ【家の子】
1 武家社会で、主家に従属する一族および従者。 ㋐平安末期から鎌倉時代にかけて、次男以下の者や庶子などの血縁者で、名跡を継いだ惣領(そうりょう)の支配を受けた者。 ㋑(一般の)家臣・従僕。 2 ...
い‐えん【胃炎】
胃粘膜の炎症。暴飲暴食、有害物の摂取、心身の疲労などから起こる。急性の場合は腹痛・嘔吐(おうと)などがみられ、慢性では胃のもたれ・食欲不振が主症状。胃カタル。
イオアニナ【Ioannina/Ιωάννινα】
ギリシャ北西部、イピロス地方の都市。イオアニナ湖西岸に位置する。6世紀のユスティニアヌス1世により創建。続いてノルマン人、ビザンチン帝国、オスマン帝国の支配下に置かれた。18世紀後半から19世紀...
イオニア‐がくは【イオニア学派】
前6世紀ごろ、イオニア地方に興ったギリシャ最初の哲学の学派。万物の根源を水・アペイロン(無限なもの)・空気・火に求めた。ミレトス出身のタレス・アナクシマンドロス・アナクシメネス、およびヘラクレイ...
い‐かけ【沃懸(け)】
1 水を注ぎかけて身を清めること。 2 「沃懸地」の略。
いか‐さし【烏賊刺(し)】
イカの刺身。
いかず‐ごけ【いかず後家】
1 婚期を過ぎても独身でいる女性。 2 《近世上方語》婚約者と死別、または生別して結婚せずにいる女性。「不愍(ふびん)や—にして」〈浄・信州姥捨山〉
いかた【伊方】
愛媛県西部、西宇和郡の地名。佐田岬半島を占める。伊方杜氏(とうじ)の出身地。伊方原子力発電所がある。
いかで‐も【如何でも】
[連語]《「も」は係助詞》 1 願望を表す。どのようにしてでも。「あはれに、—、逢ひ見ばや」〈狭衣・一〉 2 放任の気持ちを表す。どのようにでも。「我が身の事は—ありなん」〈平家・六〉
如何(いか)にせ◦む
1 どうしたらよかろうか。「仲頼、—◦むと思ひ惑ふに」〈宇津保・嵯峨院〉 2 どうしようもない。しかたがない。「—◦む葛(くず)のうら吹く秋風に下葉の露の隠れなき身を」〈新古今・恋三〉