うちモンゴル‐じちく【内モンゴル自治区】
中国北部、モンゴル高原の南部を占める自治区。1947年成立。北はモンゴル国、南は万里の長城に接し、西にゴビ砂漠がある。区都はフフホト(呼和浩特)。大部分が草原で、農業・牧畜が行われる。人口238...
うってん‐ばってん
《「うんでいばんり(雲泥万里)」の音変化》物事の違いのはなはだしいこと。「僕と彼とを同視するのは、月とすっぽん、—」〈逍遥・当世書生気質〉
うと・い【疎い】
[形][文]うと・し[ク] 1 親しい間柄でない。疎遠だ。「二人の仲は—・くなった」「去る者は日々に—・し」 2 (「…にうとい」の形で)そのことについての知識や理解が不十分である。「その方面の...
う‐どん【迂鈍】
[形動][文][ナリ]愚かで役に立たないさま。世事にうとくてのろいさま。愚鈍。「蒼ンぶくれで、—な顔をした御飯焚が」〈里見弴・安城家の兄弟〉
うま‐や【駅/駅家】
律令制で、諸道の30里(約16キロ)ごとに置かれた施設。駅馬を置き、駅使に食料・人馬を供する駅長・駅子(えきし)がいた。財源として駅田が給与された。えき。→駅(えき) →駅制
うめ‐ばか【埋め墓】
両墓制で、遺骸(いがい)を実際に葬るほうの墓。通常、人里離れたところにつくり、墓標も簡単にする。捨て墓。いけばか。→詣(まい)り墓
うもれ【埋もれ】
《「むもれ」とも表記》うもれること。家の中に隠れていること。引きこもっていること。「あな—や。今宵の月を見ぬ里もありけり」〈源・横笛〉
うら【末】
1 植物の葉や枝の先。こずえ。うれ。「小里なる花橘(はなたちばな)を引き攀(よ)ぢて折らむとすれど—若みこそ」〈万・三五七四〉 2 すえ。端。「—弭(はず)」 [補説]古くは「うれ」が単独で用い...
うらかみ【浦上】
長崎市北部の地名。キリシタンの里で、浦上天主堂がある。原爆の爆心地。
うら‐ざと【浦里】
海辺の村里。漁村。「願ひの男、豊前(ぶぜん)の—にあるなれば」〈浮・永代蔵・四〉