しゅうおん‐あん【酬恩庵】
京都府綴喜(つづき)郡田辺町薪(たきぎ)にある臨済宗大徳寺派の寺。山号は霊瑞山。鎌倉後期に南浦紹明(なんぽじょうみょう)開山の妙勝寺を、康正2年(1456)に一休宗純が再興、入寂した所。一休の木...
しゅうせん‐ぶぎょう【舟船奉行】
鎌倉時代、船舶のことをつかさどった職。
しゅうぶんいんりゃく【聚分韻略】
鎌倉時代の韻書。5巻。虎関師錬(こかんしれん)著。嘉元4年(1306)の自序。漢字を韻により分類し、乾坤(けんこん)・時候など12門に類別、各語を簡単に説明したもの。
しゅく‐えい【宿衛】
[名](スル)宿直して護衛すること。また、その人。「百日交代にて鎌倉に—するの例も」〈福沢・文明論之概略〉
しゅく‐えき【宿駅】
街道の要所で、旅人の宿泊や、荷物運搬の人馬を中継ぎする設備のあった所。鎌倉時代以降発達した。宿場。しゅく。
しゅく‐ろう【宿老】
1 年老いて経験を積んだ老巧な人。耆宿(きしゅく)。「財界の—」 2 武家の重臣。鎌倉・室町幕府の評定衆(ひょうじょうしゅう)・引付衆(ひきつけしゅう)や、江戸幕府の老中、諸大名の家老など。 3...
しゅ‐ご【守護】
[名](スル) 1 まもること。「国家を—する」 2 鎌倉幕府・室町幕府の職名。文治元年(1185)源頼朝が勅許を得て国ごとに有力御家人を任命して設置。軍事・警察権を中心に、諸国の治安・警備に当...
しゅご‐だいみょう【守護大名】
室町時代、任国に勢力を張って領国支配を進めた守護。吏僚的性格の強い鎌倉時代の守護とは区別される。→守護2
しゅぜん‐じ【修禅寺】
静岡県伊豆市にある曹洞宗の寺。山号は肖廬(しょうろ)山。延暦年間(782〜806)空海の弟子杲隣(こうりん)の創建と伝える。鎌倉時代に真言宗から臨済宗となり、戦国時代、北条早雲によって隆渓繁紹が...
しゅっ‐とう【出頭】
[名](スル) 1 本人がその場所、特に役所・警察などに出向くこと。「裁判所に—する」 2 他よりぬきんでること。特に、寵愛を受けて立身出世すること。また、その人。「主君の気に入りて、知行をとり...