《Panoramic Survey Telescope And Rapid Response System》継続的に全天観測を行い、地球に衝突する恐れがある天体を発見する国際プロジェクト。2008年、米国・英国・ドイツ・台湾の大学や研究機関による共同運用が始まった。ハワイ島のマウナケア山・ハレアカラ山に口径1.8メートルの望遠鏡を合計4台設置し、24等級までの明るさの天体を検出する。危険な天体の監視のほか、小惑星・彗星・変光星・太陽系外惑星・星の固有運動など、天文学上のさまざまな知見が得られると期待されている。