あが・る【上がる/揚がる/挙がる】
[動ラ五(四)] 1 そのものの全体または部分の位置が低い所から高い方へ動く。 ㋐低い所から高い所に移る。「二階に—・る」⇔おりる。 ㋑物の位置が高い所へ移る。「遮断機が—・る」「幕が—・る」⇔...
顎(あご)が干上(ひあ)が・る
収入がなくなって、生活ができなくなる。「失業して—・る」
いき‐あが・る【生(き)上がる】
[動ラ五(四)]息を吹き返す。生き返る。「早く息の根を留めんと今に—・って此の場の事を喋舌(しゃべ)るから」〈鉄腸・花間鶯〉
意気(いき)が揚(あ)が・る
意気込みが盛んになる。「同点に追いついてチームの—・った」
うかび‐あが・る【浮(か)び上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 水中・水底にあるものが水面に現れ出る。また、地上にあるものが空中に上がる。「魚が—・る」「アドバルーンが空に—・る」 2 苦しい状態を抜け出してよくなる。下位にあったものが...
うき‐あが・る【浮(き)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 水中から水面に現れ出る。「難破船が—・る」 2 空中に持ち上がる。今までついていた地面などとの間にすきまができる。「気球が—・る」「地震で土台が—・る」 3 周囲から遊離し...
うしゃあが・る
[動ラ四]《「うせあがる」の音変化。近世江戸語》「行く」「来る」「去る」「居る」などの意をののしっていう語。「何処(どけ)へ這入(へえ)り込んで—・るか」〈滑・浮世床・初〉
うち‐あが・る【打(ち)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 低い所から高い所に上がる。「花火が—・る」 2 水中から陸上に上がる。「濤(なみ)は砂浜を洗うて—・った藻草をもみ砕こうとする」〈寅彦・嵐〉 3 地位などが高くなる。また、...
腕(うで)が上(あ)が・る
1 腕前・技術が進歩する。「ゴルフの—・る」 2 飲める酒の量が前より増す。
おい‐あが・る【生ひ上がる】
[動ラ四]上の方へ生え伸びる。「つくろはせ給ひし前栽、植木どもも、心に任せて—・り」〈栄花・月の宴〉