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辞書
1 二つの部分。両方の部分。
2 密教における二大法門。金剛界と胎蔵界。両界。
3 「両部神道」の略。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
りょうぶしんとう【両部神道】
真言系の仏教家によって説かれた神道。密教の金剛界・胎蔵界両部の中に神道を組み入れ解釈しようとする神仏習合の思想。その思想的萌芽 (ほうが) は行基・最澄・空海にみられ、神祇 (じんぎ) に菩薩 (ぼさつ) ・権現の名称を付すに至ったが、明治以降禁止され衰退。両部習合神道。→本地垂迹 (ほんじすいじゃく) 説
りょうぶとりい【両部鳥居】
鳥居の形式の一。2本の本柱の前後にそれぞれ低い控え柱を設け、貫 (ぬき) で連結したもの。神仏習合の神社に多い。厳島神社の大鳥居がその好例。権現鳥居。四脚鳥居。稚児柱鳥居。
りょうぶまんだら【両部曼荼羅】
⇒両界曼荼羅
出典:青空文庫
・・・の指摘せられた誤訳は両部を合併して、ファウスト考に添えるはずの正・・・ 森鴎外「不苦心談」
令法
凌侮
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