かこ・う〔かこふ〕【囲う】

の解説

［動ワ五（ハ四）］

1. １ 外部からそこなわれないように、まわりを取り巻く。中に取り込めて、外との境を作る。「敷地を塀で—・う」「庭木を—・う」

1. ２ 人目から隠しておく。かくまう。「犯人を—・う」

   1. 「小銭を—・って」〈真山・男五人〉

1. ３ 人に知られないようにして世話をする。「妾 (めかけ) を—・う」

1. ４ 野菜や果物を保存の処置をして蓄える。貯蔵する。「ネギを—・う」

1. ５ かばう。たすけ守る。

   1. 「姫を—・ひ奥へ入り給ふを」〈伎・壬生大念仏〉

[可能]かこえる

類語

• 囲む(かこむ)
• 取り巻く(とりまく)
• 巡らす(めぐらす)
• 巡る(めぐる)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。