仮名の一。漢字草体から作られた草仮名 (そうがな) をさらに簡略化したもの。平安初期から中期にかけて、主に女性が歌や手紙を記すのに盛んに用いたことから発達した。女手 (おんなで) 。かんな。かな。→片仮名真名 (まな・まんな) 

[補説]字体は種々あるが、明治33年(1900)の小学校施行令以来は一般に用いる48字(「いろは」47字と「ん」)以外変体仮名として区別するようになった。

出典:青空文庫

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