出典:gooニュース
伝統の「田の神祭り」5年ぶり開催 岐阜・下呂市、花笠踊りや寄進笠に歓声
飛騨路に春を告げる伝統の「田の神祭り」が14日、5年ぶりに岐阜県下呂市森の森水無八幡神社などで執り行われた。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止が続いていた大祭で、同神社の境内では花笠(はながさ)踊りが行われたほか、縁起物の「寄進笠」が投げ込まれ、見物客が歓声を上げながら手を伸ばし、久々の一大祭礼を楽しむ姿が見られた。
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昨年は地震で自宅が一部壊れた影響で、田の神送りは1カ月遅れの3月9日にずれ込んだ。今年は例年通りの日程で無事済ませた川口さんは「通常の時期に儀式をできてうれしい」と述べた。 集落合同で儀礼を続ける能登町時長の山口集落では住民でつくる「山口みどりの里保存会」の約20人が山口集会所で営んだ。
田の神祭り
飛騨路に春を告げる下呂の田の神祭り 飛騨路に春を告げる祭りとして知られる森水無八幡神社の例祭「田の神祭り」は、稲の豊作の予祝という中世以来の田楽芸能がそのもとになっていると伝えられている。また、「踊り子」と呼ばれる若者が色鮮やかな花笠をかぶり舞を披露することから別名「花笠まつり」とも呼ばれている。国指定重要文化財。
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