出典:gooニュース
米、報復関税への備えを強調 農務長官候補「農家の損失補償」
【ワシントン共同】米農務長官候補のブルック・ロリンズ氏は、トランプ政権の関税強化に対し各国が報復関税を課して農家に損害が生じた場合、支援金を支給する方針を明らかにした。23日の上院農林委員会の指名承認公聴会で「損失を確実に埋めるよう取り組む。最優先事項だ」と語り、報復措置への備えを強調した。
米農務長官候補、輸入関税で国内農家損失なら直接支援検討
ロリンズ氏は第1次政権で農務長官を務めたソニー・パーデュー氏とともに当時の農務省が貿易戦争にどう対処したかを説明。「われわれは何か同様の措置を講じる用意がある」と語った。民主党のマイケル・ベネット議員は、農家や畜産家から常に聞かされているのは輸出ができるようにして欲しいという点で、救済資金提供による問題解決は望んでいないと批判した。
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