きよはら‐の‐たけひら【清原武衡】
[?〜1087]平安後期の武将。武則の子。後三年の役で、家衡とともに清衡・源義家の軍と争い、金沢の柵で敗れ、殺された。
きよはら‐の‐なつの【清原夏野】
[782〜837]平安前期の貴族・学者。清原家の祖。小倉王の子で清原の姓を賜り、臣籍に下った。内裏式の改訂、令義解(りょうのぎげ)・日本後紀の編集にあたった。
きよはら‐の‐ふかやぶ【清原深養父】
平安前期の歌人。清原房則の子。元輔の祖父。内蔵大允(たくみのだいじょう)。家集「深養父集」があり、「古今集」「後撰集」に歌が収載される。生没年未詳。
きよはら‐のぶかた【清原宣賢】
[1475〜1550]室町後期の学者。吉田兼倶(かねとも)の子。清原宗賢の養子。号、環翠軒(かんすいけん)。法名、宗尤。儒学・国学に通じた。著「日本紀神代鈔」「貞永式目抄」。
きよはら‐の‐もとすけ【清原元輔】
[908〜990]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。深養父(ふかやぶ)の孫。清少納言の父。肥後守。梨壺(なしつぼ)の五人の一人として後撰集を撰進。家集「元輔集」がある。
きよまろ【清麿】
[1813〜1855]江戸後期の刀工。信濃の人。姓は山浦。通称、環(たまき)。銘は源清麿。江戸の四谷に住み、四谷正宗とよばれた。
きよみず‐ろくべえ【清水六兵衛】
[1738〜1799]江戸中期の陶工。摂津の人。号、愚斎。京都五条坂の窯元(かまもと)海老屋(えびや)清兵衛に学び、独立して同地に窯を開いた。野趣に富む六兵衛風として独自の京焼を生んだ。以来現在...
きよもと‐うめきち【清元梅吉】
清元節三味線方。 (2世)[1854〜1911]初世の門弟。江戸の生まれ。立(たて)三味線として活躍。「三千歳」「隅田川」などを作曲。 (3世)[1889〜1966]2世の子。大正11年(1...
きよもと‐えんじゅだゆう【清元延寿太夫】
清元節の家元。 (初世)[1777〜1825]江戸の人。初名、2世富本斎宮(いつき)太夫。富本節から分かれて清元節を創始。のち延寿斎と改名。 (2世)[1802〜1855]初世の子。美声の持...