しゅう‐じゅじん【周樹人】
魯迅(ろじん)の本名。
しゅう‐とんい【周敦頤】
[1017〜1073]中国、北宋の思想家。営道(湖南省)の人。字(あざな)は茂叔。号、濂渓(れんけい)。「太極図説」を著し、朱子学に影響を与えた。また「通書」で、道徳的価値の究極としての誠を強調。
しゅう‐ふつかい【周仏海】
[1897〜1948]中国の政治家。湖南省の人。日本留学後、国民党中央執行委員。のち、汪兆銘とともに重慶を脱出して南京政府の樹立に参加。第二次大戦後、戦犯として逮捕され、獄死。チョウ=フォウハイ。
しゅうぶん【周文】
室町中期の画僧。字(あざな)は天章。号、越渓。相国寺の僧で、のち室町幕府の御用絵師となる。生没年未詳。詩画軸の形式および日本水墨画の様式の確立に大きな役割を果たし、雪舟・宗湛らはその弟子。
しゅうほう‐みょうちょう【宗峰妙超】
[1283〜1338]鎌倉後期の臨済宗の僧。播磨(はりま)の人。南浦紹明(なんぽしょうみょう)に学び、大徳寺を創建。花園上皇・後醍醐天皇に信任された。著「語録」「仮名法語」「祥雲夜話」。興禅大灯...
しゅう‐ぼつ【周勃】
[?〜前169]中国、前漢の政治家。沛(はい)(江蘇省)の人。高祖に従って戦功をあげ、のち、文帝を擁立して漢の王室の安定に功があった。
しゅうみつ【宗密】
[780〜841]中国、唐代の僧。華厳宗第五祖。果州(四川省)・四充の人。禅と華厳とを統合した教禅一致を唱えた。著「原人(げんにん)論」「禅源諸詮集都序」。圭峰大師。すみつ。
しゅう‐ゆ【周瑜】
[175〜210]中国、三国時代の呉の武将。字(あざな)は公瑾(こうきん)。廬江舒(安徽(あんき)省)の人。孫権に従い、赤壁の戦いで魏の曹操の大軍を破った。
しゅう‐よう【周揚】
[1908〜1989]中国の文芸評論家。湖南省の人。本名、周起応。「国防文学」を提唱し魯迅(ろじん)らと対立、整風運動では理論的指導者として活躍する。文化大革命で失脚するが、のちに要職に復帰した...
しゅう‐れんけい【周濂渓】
⇒周敦頤(しゅうとんい)