デュマ【Alexandre Dumas】
[1802〜1870]フランスの小説家・劇作家。波瀾万丈(はらんばんじょう)のストーリー性に富んだ作風で、大衆の人気を博した。小説「三銃士」「モンテクリスト伯」など。大デュマ。
[1824〜...
とう‐こ【董狐】
中国、春秋時代の晋の史官。霊公が趙穿(ちょうせん)に攻め殺された時、正卿である趙盾(ちょうとん)が穿を討たなかったことから、董狐は「盾、その君を弑(しい)す」と趙盾に罪があると記録した。後世、理...
とうざん‐りょうかい【洞山良价】
[807〜869]中国、唐代の僧。曹洞宗の祖。会稽(浙江(せっこう)省)の人。洞山(江西省)普利院に住して教化に努めた。弟子の曹山本寂(そうざんほんじゃく)がその禅風を高揚したので、二人の名から...
とうじん‐おきち【唐人お吉】
[1841〜1890]伊豆下田の船大工の娘。安政4年(1857)下田奉行所のはからいで、下田に滞在中のアメリカ総領事ハリスのもとに看護婦として送られたが、実際は妾であったという。のち自殺。
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とう‐ちゅうじょ【董仲舒】
[前176ころ〜前104ころ]中国、前漢の儒学者。広川(河北省)の人。「春秋公羊(くよう)伝」を学び、武帝のとき文教政策を建言、儒学を正統な官学とさせ、その隆盛をもたらした。著「春秋繁露(はんろ...
とうどう‐たかとら【藤堂高虎】
[1556〜1630]安土桃山時代・江戸初期の武将。近江(おうみ)の人。浅井長政・羽柴秀長・豊臣秀吉らに仕えた。関ヶ原の戦い、大坂の陣では徳川家康に属し、その功により伊勢・伊賀など32万石に封ぜ...
とくがわ‐ひでただ【徳川秀忠】
[1579〜1632]江戸幕府第2代将軍。在職1605〜1623。家康の三男。関ヶ原の戦いでは父の不興を買ったが、家康の死後はその遺命を守り、武家諸法度の制定など幕政の整備に努めた。
とくがわ‐みつくに【徳川光圀】
[1628〜1701]江戸前期の水戸藩主。頼房の三男。諡号(しごう)、義公。彰考館を設立して「大日本史」の編纂(へんさん)を始め、社寺の改革、勧農政策を推進した。中納言となり、その唐名黄門(こう...
とくさん‐せんかん【徳山宣鑑】
[782〜865]中国、唐代の禅僧。姓は周氏。初め律や唯識を学んだが、のち禅を学び、その修行は、徳山の棒と称されるほど厳格であった。諡号、見性禅師。→臨済の喝徳山の棒
とこなみ‐たけじろう【床次竹二郎】
[1867〜1935]政治家。鹿児島の生まれ。原・高橋両内閣の内相、以後、鉄道相・逓信相を歴任。政友会を割って政友本党を結成、その総裁となったが、5年にして政友会に復帰した。のち除名。