ド‐フリース【Hugo de Vries】
[1848〜1935]オランダの植物学者。原形質分離法により細胞の浸透圧を測定。オオマツヨイグサの雑種の研究から、進化の突然変異説を唱えた。
のぐち‐やたろう【野口弥太郎】
[1899〜1976]洋画家。東京の生まれ。二科会を経て独立美術協会会員。芸術院会員。川端画学校に学んだのち、渡仏してサロンドートンヌに出品。「那智の滝」で芸術選奨。他の作品に「セビラの行列」など。
ノーマン【Edgerton Herbert Norman】
[1909〜1957]カナダの日本史研究家・外交官。宣教師の子として日本で生まれた。第二次大戦後、駐日カナダ代表部主席。エジプト大使在任中、マッカーシズムに抗議して自殺。著「日本における近代国家...
ハラタマ【Koenraad Wouter Gratama】
[1831〜1888]オランダの化学者・医学者。1866年(慶応2)招かれて来日し、長崎養生所付属の分析窮理所、江戸開成所、大阪舎密(せいみ)局で組織的に近代化学を教えた。1871年(明治4)帰国。
ハラー【Albrecht von Haller】
[1708〜1777]スイスの医学者・植物学者・詩人。ベルンの生まれ。チュービンゲン大学で学んだ後、オランダのライデン大学でブールハーフェらに師事。1736年、新設されたゲッティンゲン大学の解剖...
ハルス【Frans Hals】
[1580ころ〜1666]オランダの画家。肖像画や、ユーモアに富む風俗画を得意とした。作「聖ゲオルギウス射手組合の士官たちの会食」など。
バック【Frédéric Back】
[1924〜2013]カナダのアニメーション作家。フランスの生まれ。色鉛筆の柔らかなタッチで原画を描く手法で知られる。1982年に「クラック!」、1988年に「木を植えた男」で、それぞれアカデミ...
ばん‐こうけい【伴蒿蹊】
[1733〜1806]江戸中・後期の国学者・歌人。京都の人。本名、資芳。別号、閑田子(かんでんし)。荷田春満(かだのあずままろ)に私淑。著「国歌或問」「近世畸人伝」「閑田耕筆」など。
バンティング【Frederick Grant Banting】
[1891〜1941]カナダの生理学者。マクラウド教授のもと、医学生ベストの協力で、糖尿病を制御するインスリンを膵臓(すいぞう)から抽出することに成功。1923年、マクラウドとともにノーベル生理...
ビンラディン【Usāma bin Lādin】
[1957ごろ〜2011]サウジアラビア出身のイスラム原理主義者。同国の財閥の家系に生まれる。アフガン侵攻では米国などの援助を受けてソ連軍と戦うが、湾岸戦争のころから反米主義に傾き、国際テロ組織...