たちばな‐の‐かちこ【橘嘉智子】
[786〜850]嵯峨天皇の皇后。仏法への信仰があつく、京都嵯峨に檀林寺を建てたので、世に檀林皇后という。橘氏の私学として学館院を設立。
ダレイオス【Dareios】
(1世)[前558ころ〜前486]古代ペルシア、アケメネス朝の王。在位、前522〜前486。国内の反乱を鎮圧し、インダス川からマケドニアに至る全オリエントを支配。また、財政の整備や国道建設を行い...
ちょう‐きょういん【趙匡胤】
[927〜976]中国、宋王朝の創始者。在位960〜976。涿(たく)州(河北省)の人。廟号(びょうごう)、太祖。後周の禁軍の総司令官であったが、帝位について国号を宋と改め中国を統一。文治主義に...
つちや‐はるなお【土屋温直】
[1782〜1852]江戸後期の刀剣研究家。江戸の人。古刀・新刀を収集して押形(おしがた)をつくり、土屋押形とよばれる。
でくね‐たつろう【出久根達郎】
[1944〜 ]小説家。茨城の生まれ。古書店主として、古本を題材にした小説を執筆。巧みな話術を生かして人間を描写する実力派として評価される。「佃島(つくだじま)ふたり書房」で直木賞受賞。他に「無...
とさ‐みつおき【土佐光起】
[1617〜1691]江戸前期の画家。堺の人。光則の子。承応3年(1654)室町末期以来とだえていた宮廷の絵所預となり、土佐家を再興、江戸時代の土佐様式をつくりあげた。のち剃髪して常昭と号し、法...
とだ‐じょうせい【戸田城聖】
[1900〜1958]宗教家。石川の生まれ。本名は甚一。牧口常三郎とともに創価教育学会を設立。第二次大戦後、同会を創価学会として再建し、第2代会長となる。折伏(しゃくぶく)による布教を推進し、ま...
とのむら‐しげる【外村繁】
[1902〜1961]小説家。滋賀の生まれ。本名、茂。江州商人である自家の歴史を描いた作「草筏(くさいかだ)」の他に「筏」「澪標(みおつくし)」などがある。
とらざわ‐けんぎょう【虎沢検校】
[?〜1654]文禄・慶長(1592〜1615)のころに活躍した三味線の名手。師匠の石村検校から伝えられた三味線組歌の琉球組を発展させて、本手組・破手組(はでぐみ)をつくったといわれる。
トリチェリ【Evangelista Torricelli】
[1608〜1647]イタリアの物理学者・数学者。ガリレイに師事し、地球の回転を研究。のち、「トリチェリの真空」をつくり出し、液体の流出速度に関する定理を発見した。