おう‐げんき【王原祁】
[1642〜1715]中国、清初の画家。太倉(江蘇省)の人。字(あざな)は茂京(もきょう)、号は麓台。祖父の王時敏に画を学ぶ。宮廷画家として正統南宗画(なんしゅうが)の伝統を守る。四王呉惲(ごう...
おう‐じびん【王時敏】
[1592〜1680]中国、明末・清初の画家。太倉(江蘇省)の人。字(あざな)は遜之(そんし)。号は烟客(えんかく)・西廬(せいろ)老人。董其昌(とうきしょう)に師事し、正統南宗画(なんしゅうが...
おう‐ちょうけい【王寵恵】
[1881〜1958]中国の政治家・法律家。東莞(とうかん)県(広東省)の人。字(あざな)は亮疇(りょうちゅう)。孫文と親しく、近代的中国法典作成に努力。国際連盟中国代表・国民政府外交部長などを...
おうみ‐せいじん【近江聖人】
中江藤樹(なかえとうじゅ)の尊称。
おうみ‐の‐みふね【淡海三船】
[722〜785]奈良時代の漢学者。大学頭(だいがくのかみ)・文章博士(もんじょうはかせ)・刑部大輔(ぎょうぶのたいふ)を歴任。鑑真(がんじん)の来朝を記した「唐大和上東征伝(とうだいわじょうと...
おう‐もう【王蒙】
[1308ころ〜1385]中国、元末・明初の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は叔明(しゅくめい)。号は香光居士・黄鶴山樵(こうかくさんしょう)。董源(とうげん)・巨然(きょねん...
おおいし‐ちびき【大石千引】
[1770〜1834]江戸後期の国学者・歌人。江戸の人。加藤千蔭(かとうちかげ)に師事。著「言元梯」「日中行事略解」など。
おおえ‐の‐まさひら【大江匡衡】
[952〜1012]平安中期の学者・歌人。文章博士(もんじょうはかせ)となり、一条天皇の侍読(じとう)として仕えた。妻は赤染衛門(あかぞめえもん)。歌集に「大江匡衡朝臣集」、詩集に「江吏部集(ご...
おおえ‐の‐まさふさ【大江匡房】
[1041〜1111]平安後期の学者・歌人。匡衡(まさひら)の曽孫。博学で有職故実に詳しく、後三条・白河・堀河天皇の侍読(じとう)をつとめた。著「江家次第(ごうけしだい)」、日記「江記」、説話集...
おおこうち‐でんじろう【大河内伝次郎】
[1898〜1962]映画俳優。本名は大辺男(おおべますお)。福岡の生まれ。伊藤大輔(いとうだいすけ)監督と組んで、昭和初期の時代劇映画に活躍した。代表作は「忠次旅日記」(三部作)「丹下左膳」「...