さんじょう‐さねとみ【三条実美】
[1837〜1891]幕末・明治前期の公家・政治家。実万(さねつむ)の四男。急進的攘夷派の指導者として、長州藩と提携。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として長州に逃れた。明治...
さんじょうにし‐さねたか【三条西実隆】
[1455〜1537]室町後期の公家・歌人。内大臣に至る。号、聴雪、出家して逍遥院尭空。飛鳥井雅親(あすかいまさちか)に和歌を学び、飯尾宗祇から古今伝授を受け、古典の普及に努めた。また、能書家と...
さんじょうにし‐すえとも【三条西季知】
[1811〜1880]幕末・明治前期の公家・歌人。尊王攘夷派として活躍。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として西走。維新後、明治天皇の侍従。
サン‐マルティン【José de San Martin】
[1778〜1850]ラテンアメリカ独立運動の指導者。アルゼンチン生まれ。スペイン軍人として働いたのち帰国し、アルゼンチン独立闘争に参加。スペイン軍と戦い、アルゼンチン、チリ、ペルーの独立を達成...
ザハロフ【Basil Zaharoff】
[1850〜1936]英国の実業家。トルコの生まれ。国際的な兵器請負業者として知られ、「死の商人」とよばれた。
ザミャーチン【Evgeniy Ivanovich Zamyatin】
[1884〜1937]ロシア・ソ連の作家。長編「われら」で管理社会を批判し、アンチ‐ユートピア文学と称された。のちに反ソ的として攻撃されフランスへ亡命、パリで客死した。他に「島の人々」「洪水」など。
しいな‐りんぞう【椎名麟三】
[1911〜1973]小説家。兵庫の生まれ。本名、大坪昇。小説「深夜の酒宴」により、戦後派作家として認められた。実存主義的作風を示し、のちキリスト教に入信。他に「永遠なる序章」「自由の彼方で」「...
シェストフ【Lev Shestov】
[1866〜1938]ロシアの思想家。本名、レフ=イサコビッチ=シュワルツマン(Lev Isaakovich Shvartsman)。革命後、フランスに亡命。非合理的、虚無的思想により、不安の哲...
シェパード【Sam Shepard】
[1943〜2017]米国の劇作家・脚本家・俳優。戯曲「埋められた子供」でピュリッツァー賞を受賞。その後も多数の戯曲を発表するかたわら、映画の脚本家や俳優としても活躍した。脚本「パリ、テキサス」...
シェークスピア【William Shakespeare】
[1564〜1616]英国の劇作家・詩人。俳優ののち、座付き作者として37編の戯曲、154編のソネットを書き、言葉の豊かさ、性格描写の巧みさなどで英国ルネサンス文学の最高峰と称された。四大悲劇「...