うえだ‐しょうじ【植田正治】
[1913〜2000]写真家。鳥取の生まれ。郷里である山陰地方の風物を多く撮影。代表作に、被写体をオブジェのように配置し撮影した「砂丘シリーズ」など。演出技法は植田調とよばれ、海外でも高い評価を得た。
うんご【雲居】
[835〜902]中国、唐代の禅僧。名は道膺(どうよう)。曹洞宗の洞山良价に師事し、江西省永修県の雲居山に住み、その宗風を宣揚した。
うんご【雲居】
[?〜1659]江戸前期の臨済宗の僧。土佐の人。本姓、小浜氏。諱(いみな)は希膺(きよう)。松島の瑞巌寺を中興した。
えいかん【永観】
⇒ようかん(永観)
えいさい【栄西】
[1141〜1215]平安末・鎌倉初期の僧。備中(びっちゅう)の人。字(あざな)は明庵。日本臨済宗の祖。はじめ比叡山で天台密教を学んだ。二度宋(そう)に渡って禅を学び、帰国後、博多に聖福寺、京都...
えおん【慧遠】
[523〜592]中国、隋の僧。北周の武帝の仏教廃止令に抗した。のち、長安の浄影寺(じょうようじ)に住み、講説を行った。著「大乗義章」など。浄影寺慧遠。
えん‐せいがい【袁世凱】
[1859〜1916]中国の政治家。河南省項城の人。天津で洋式の新建陸軍を編成。辛亥(しんがい)革命後、中華民国初代大総統に就任。在任1913〜1915。帝制を実施しようとしたが、反袁運動のため...
えん‐の‐ぎょうじゃ【役の行者】
奈良時代の山岳修行者。修験道の祖。大和国葛城山で修行し、吉野の金峰山(きんぶせん)・大峰山などに霊場を開いた。仏教に通じ、祈祷(きとう)・呪術などをよくしたが、文武天皇のとき、讒言(ざんげん)...
おう‐かん【王翰】
[687ころ〜726ころ]中国、盛唐の詩人。晋陽(しんよう)(山西省)の人。字(あざな)は子羽。辺塞(へんさい)の兵士の感慨を詠じた「葡萄(ぶどう)の美酒、夜光の杯」で始まる「涼州詞」は有名。
おう‐しゅく【王粛】
[195〜256]中国、三国時代の魏(ぎ)の学者。東海(山東省)の人。字(あざな)は子雍(しよう)。当時流行していた鄭玄(ていげん)の学問を批判して「聖証論」を著し、「尚書」「毛詩」「三礼」「左...