りょうぜん【良暹】
平安中期の歌人。比叡山の僧で、祇園(ぎおん)の別当を務めた。その歌は後拾遺集以下の勅撰集に約30首入集。生没年未詳。
りょう‐そうめい【梁漱溟】
[1893〜1988]中国の思想家。広西省の人。「東西文化および哲学」を著し、中国の伝統思想を称揚、次いで、理想的農村建設運動を実践。民主同盟創立に参加。新中国成立後、中国人民政治協商会議全国委...
りょうた【蓼太】
⇒大島蓼太(おおしまりょうた)
りょうちゅう【良忠】
[1199〜1287]鎌倉中期の浄土宗の僧。石見(いわみ)の人。然阿と称す。天台・倶舎(くしゃ)・法相(ほっそう)・禅などの各宗、のち浄土教を学び、関東に広く布教して鎌倉に蓮華寺(光明寺)を創建...
りょうにん【良忍】
[1072〜1132]平安後期の僧。融通念仏宗の開祖。尾張の人。勅諡(ちょくし)号、聖応大師。比叡山の常行三昧堂に入り不断念仏を修め、のち大原に引退。融通念仏宗を開き、諸国を勧進し、摂津に大念仏...
りょうべん【良弁】
⇒ろうべん(良弁)
りょ‐こう【呂后】
[?〜前180]中国、前漢の高祖劉邦(りゅうほう)の后。姓は呂、名は雉(ち)。字(あざな)は娥姁(がく)。高祖の子恵帝の死後、政権を掌握し、自分の一族を諸侯に封じたため、死後、呂氏の乱を招いた。
りょ‐しょう【呂尚】
⇒太公望(たいこうぼう)
りょ‐そけん【呂祖謙】
[1137〜1181]中国、南宋の学者。婺州(ぶしゅう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は伯恭。号、東莱(とうらい)。朱熹(しゅき)の友人で、史学に通じ、空論を排した。著に朱熹と共編の「...
りょ‐ふい【呂不韋】
[?〜前235]中国、秦の宰相。もと、陽翟(ようたく)(河南省)出身の大商人。荘襄王に仕えて丞相(じょうしょう)となり、始皇帝に仲父と尊称されたが、密通事件に連座して自殺。編著「呂氏春秋」。