さんとう‐きょうでん【山東京伝】
[1761〜1816]江戸後期の戯作者・浮世絵師。江戸の人。本名、岩瀬醒(いわせさむる)。通称、京屋伝蔵。浮世絵を北尾重政に学び、北尾政演(まさのぶ)と名乗る。のち、戯作に筆をふるった。寛政の改...
たいら‐の‐のりもり【平教盛】
[1128〜1185]平安末期の武将。忠盛の子。清盛の弟。保元・平治の乱の功で正三位権中納言となった。清盛の邸の門のわきに居を構えて、門脇(かどわき)殿とよばれた。源行家を播磨(はりま)に破った...
たちばな‐もりべ【橘守部】
[1781〜1849]江戸後期の国学者・歌人。伊勢の人。本姓は飯田。号、池庵・椎本(しいがもと)など。江戸で独学して古典・古語に通じ、本居宣長(もとおりのりなが)に対抗して独自の学説を立てた。著...
はせがわ‐とうはく【長谷川等伯】
[1539〜1610]桃山時代の画家。能登の人。名は又四郎、のち帯刀(たてわき)。初め信春と号して仏画を描いたが、のち京都に出て諸派の画法を学び、名も等伯と改め、日本独自の水墨画様式を確立。また...
ふじたに‐なりあきら【富士谷成章】
[1738〜1779]江戸中期の国学者・歌人。京都の人。皆川淇園(みながわきえん)の弟。号、層城・北辺(きたのべ)。活用の研究・品詞分類などに業績を残す。著「挿頭抄(かざししょう)」「脚結抄(あ...
ほうしょう‐しん【宝生新】
[1870〜1944]能楽師。ワキ方下掛(しもがかり)宝生流10世宗家。名は「あらた」とも。東京の生まれ。明治・大正・昭和にわたって活躍、名人とうたわれた。
もりかわ‐きょりく【森川許六】
⇒もりかわきょろく(森川許六)
もりかわ‐きょろく【森川許六】
[1656〜1715]江戸前期・中期の俳人。蕉門十哲の一人。彦根藩士。名は百仲(ももなか)。別号、五老井・菊阿仏。漢詩・絵画に親しみ、北村季吟系の俳諧を学んだが、のち芭蕉に師事。編著「風俗文選」...
やつはし‐けんぎょう【八橋検校】
[1614〜1685]江戸前期の箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。磐城(いわき)(一説に豊前小倉)の人という。三味線・胡弓(こきゅう)の名手で、筑紫流箏曲を学び、八橋流を創始。今日の箏曲(俗箏)...