はしだ‐くにひこ【橋田邦彦】
[1882〜1945]生理学者・教育行政家。鳥取の生まれ。東大教授。生物電気を研究。近衛・東条両内閣の文相を歴任し、第二次大戦後、戦犯の指名を受け自殺した。
はしのく‐おう【波斯匿王】
《(梵)Prasenajit》釈迦と同時代の中インド、コーサラ国の王。舎衛城に住み、釈迦教団の保護者であった。波斯匿。
はしば‐ひでなが【羽柴秀長】
[1541〜1591]安土桃山時代の武将。豊臣秀吉の異父弟。秀吉をよく補佐し、各地で戦功をあげた。のち、大和郡山を領して大和大納言といわれた。
はしば‐ひでよし【羽柴秀吉】
豊臣秀吉(とよとみひでよし)の前名。織田信長のもとで戦功をたて大名となった折に、木下姓を羽柴姓に改めたもの。→羽柴
はしもと‐おさむ【橋本治】
[1948〜2019]小説家・イラストレーター。東京の生まれ。学園闘争中の東大の駒場祭ポスター「とめてくれるなおっかさん…」で話題を呼び、イラストレーターとしての活動を始める。のち小説・随筆・評...
はしもと‐かんせつ【橋本関雪】
[1883〜1945]日本画家。兵庫の生まれ。本名、貫一。竹内栖鳳(たけうちせいほう)に師事。四条派の画風に南画などの技法を加味した画風で、関西日本画壇に重きをなした。作「玄猿」など。
はしもと‐がざん【橋本峨山】
[1852〜1900]臨済宗の僧。京都の生まれ。名は昌禎。号、息耕軒。峨山は字(あざな)。鹿王院の義堂などに師事。天竜寺管長。天竜寺再興の功労者。
はしもと‐がほう【橋本雅邦】
[1835〜1908]日本画家。江戸の生まれ。本名、長郷。狩野派に学び、狩野芳崖とは同門。フェノロサ・岡倉天心に認められ、新日本画の確立に尽くす。東京美術学校教授として横山大観・下村観山・菱田春...
はしもと‐くにひこ【橋本国彦】
[1904〜1949]作曲家。東京の生まれ。欧州へ留学し、シェーンベルクらに師事。日本の現代歌曲の道を開いた。作品に「お菓子と娘」など。
はしもと‐さない【橋本左内】
[1834〜1859]幕末の志士。福井藩士。名は弘道。号、景岳。緒方洪庵(おがたこうあん)・杉田成卿(すぎたせいけい)らに蘭学・医学を学び、藩主松平慶永(まつだいらよしなが)に認められ、藩政改革...