ひろせ‐いぜん【広瀬惟然】
[?〜1711]江戸前期の俳人。美濃の人。通称、源之丞。別号、素牛・鳥落人など。芭蕉の門人。師の没後、諸国を放浪。新奇軽妙な句風で口語調も試み、一茶らの先駆とされる。編著「藤の実」「二葉集」など。
ビュフォン【Georges-Louis Leclerc Buffon】
[1707〜1788]フランスの博物学者・啓蒙思想家。1749年より大著「博物誌」を刊行、進化論の先駆者とみなされる。
フェルマ【Pierre de Fermat】
[1601〜1665]フランスの数学者。数論・解析幾何学・確率論・微分法の先駆をなし、幾何光学にも貢献。また、有名な「フェルマの最終定理」を残した。フェルマー。
ブーン【Daniel Boone】
[1734〜1820]米国開拓時代の伝説的英雄。初めてアパラチア山脈を越えてケンタッキーへの道を開き、西部開拓の先駆となった。
ベッカリーア【Cesare Bonesana Beccaria】
[1738〜1794]イタリアの法学者。啓蒙思想の影響を受けて、罪刑法定主義・死刑廃止・拷問禁止などを主張。近代刑法学の先駆者とされる。著「犯罪と刑罰」。
ペーター【Walter Horatio Pater】
[1839〜1894]英国の批評家・小説家。唯美主義の立場に立つ評論「ルネサンス」などにより、近代印象批評の先駆者とされる。小説「エピキュリアン‐マリウス」など。
ホドラー【Ferdinand Hodler】
[1853〜1918]スイスの画家。輪郭線を強調した平面的構図で観念的、象徴的な世界を描き、表現主義の先駆者とされる。
ボッカチオ【Giovanni Boccaccio】
[1313〜1375]イタリアの作家・人文学者。ルネサンス期の代表的作家の一人で、短編小説集「デカメロン」は近代散文小説の先駆とされる。ほかに、小説「フィローコロ」など。ボッカッチョ。
ボードレール【Charles-Pierre Baudelaire】
[1821〜1867]フランスの詩人。象徴派の先駆者。詩集「悪の華」で近代人の孤独・苦悩をうたい、近代詩に革新をもたらした。ほかに散文詩「パリの憂鬱」、美術評論「ロマン派芸術」など。
マッハ【Ernst Mach】
[1838〜1916]オーストリアの物理学者・哲学者。波動や超音速について研究し、マッハ数の概念を導入。ニュートン力学の時間・空間などの概念を批判的に検討。また実証主義的経験批判論を展開してそ...