ほんあみ‐こうえつ【本阿弥光悦】
[1558〜1637]桃山時代から江戸初期の芸術家。京都の人。号、太虚庵・自得斎など。刀剣鑑定の名家である本阿弥家の分家に生まれる。書・陶芸・漆芸などにすぐれ、元和元年(1615)徳川家康より洛...
ほんいんぼう‐さんさ【本因坊算砂】
[1558〜1623]安土桃山・江戸初期の僧・囲碁棋士。京都の人。本因坊家の始祖。本姓、加納。幼名、与三郎。日海と称し、寂光寺の塔頭(たっちゅう)本因坊に住んだ。若年から碁・将棋の達人で、織田信...
ほんだ‐ただかつ【本多忠勝】
[1548〜1610]江戸初期の大名。伊勢の桑名城主。三河の人。通称、平八郎。徳川家康に仕え、武勇をもって知られた。徳川四天王の一人。
ほんだ‐まさずみ【本多正純】
[1565〜1637]江戸初期の大名。宇都宮城主。三河の人。正信の長男。通称、弥八郎。父とともに徳川家康に信任され、幕府創業に活躍。家康の死後、将軍秀忠の怒りを受け、出羽に流された。
ほんだ‐まさのぶ【本多正信】
[1538〜1616]安土桃山・江戸初期の武将。三河の人。幼少より徳川家康に仕え、謀臣として活躍。のち、2代将軍秀忠の側近。「本佐録」の著者といわれるが未詳。
ぼくし【墨子】
中国、戦国時代初期の思想家。名は翟(てき)。墨家の祖。儒家の仁を差別愛であるとみなし、血縁によらない普遍的・無差別的博愛や反戦・平和を説いた。生没年未詳。
中国の思想書。現存53編。
および...
ぼんしゅん【梵舜】
[1553〜1632]江戸初期の神道家・僧侶。号、神竜院。吉田兼右の子。豊臣秀吉を祀る豊国神社創立に参画。のち、徳川家康を駿河久能山に祀る。神道の普及に貢献し、「梵舜日記」を残した。
ポントルモ【Pontormo】
[1494〜1557ころ]イタリアの画家。本名、ヤコポ=カルッチ(Jacopo Carucci)。初期マニエリスムの代表者。
まえばら‐いっせい【前原一誠】
[1834〜1876]幕末・明治初期の尊王攘夷派志士・政治家。長州藩士。前名、佐世八十郎。吉田松陰の門人で倒幕運動に参加。明治維新後、参議などを歴任したが明治政府の方針に不満を持ち辞職、萩の乱を...
まがき‐へいくろう【曲垣平九郎】
江戸初期の馬術家。名は盛澄。高松藩士のとき、将軍徳川家光の命で、愛宕山上の梅花を折りに乗馬のまま石段を上下したことにより有名。生没年未詳。