あかまつ‐よしのり【赤松義則】
[1358〜1427]南北朝・室町初期の武将。則祐の子。明徳の乱で山名氏追討に戦功をあげ、旧領美作(みまさか)を回復、播磨・備前と合わせて三国の守護職を兼ねた。また、侍所の所司となって四職(しし...
あすかべ‐の‐つねのり【飛鳥部常則】
平安中期、村上天皇のころの宮廷絵師。生没年未詳。作品は現存しないが、源氏物語にその名がみえ、唐風に代わる日本的な絵画の発展に寄与したとされる。
いちもんじ‐すけのり【一文字助則】
鎌倉前期の刀工。備前の人。助宗の子。後鳥羽上皇の御番鍛冶(ごばんかじ)として仕えたという。小一文字と称される。生没年未詳。
き‐の‐とものり【紀友則】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。大内記に至る。紀貫之(きのつらゆき)らと古今集を撰進。家集「友則集」。生没年未詳。
きよはら‐の‐たけのり【清原武則】
平安後期の武将。出羽の俘囚(ふしゅう)の長。前九年の役で、安倍貞任・宗任討伐に苦しむ源頼義・義家を助けて活躍。鎮守府将軍に任じられた。以後、陸奥・出羽に勢力を得る。生没年未詳。
さかのうえ‐の‐これのり【坂上是則】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。坂上田村麻呂の4代の孫。望城(もちき)の父。家集に「是則集」がある。生没年未詳。
しらかわ‐よしのり【白川義則】
[1869〜1932]軍人。陸軍大将・元帥。愛媛の生まれ。昭和7年(1932)上海事変のため上海派遣軍司令官となり、同地の天長節祝賀会場で爆弾により重傷を負い、1か月後死去。
てらじま‐むねのり【寺島宗則】
[1832〜1893]幕末・明治の外交官・政治家。薩摩(さつま)の人。薩英戦争ののち渡英。明治維新後、外務卿として樺太千島交換条約を結び、条約改正交渉にも尽力。
なかむら‐ふみのり【中村文則】
[1977〜 ]小説家。愛知の生まれ。「土の中の子供」で芥川賞受賞。犯罪と暴力をテーマとする作品が多い。他に「銃」「遮光(しゃこう)」など。
ふくしま‐まさのり【福島正則】
[1561〜1624]安土桃山・江戸初期の武将。尾張の人。幼少時から豊臣秀吉に従い各地を歴戦、賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いでは七本槍の筆頭として活躍。関ヶ原の戦いでは徳川方に属し、安芸(あき)広島...